最新情報: 本ページの末尾に、「『メタ心理学』ワークについての FAQ (頻繁に尋ねられる質問)」群を掲載させていただいています。特に、「FAQ Special: 重要参考情報」セクションには、諸々の最新情報が記載されています。

サイトで、「経営者の方々」向けに特別オファーされている「メタ心理学ワーク」の受講者の方々には、以下のことが可能になります。


「ゾーン (フロー) 状態」に自由自在に入れるようになり、今までの「思考のループ」から解放されるようになります。

このことにより、イノベーションが引き起こされやすくなると同時に、自身の本来の天命を知り、ライフワークとして、実現することができるようになります。


ーク パフォーマンスを発揮できなくしている「ボトルネック」を特定して、解消することができるようになります。

このことにより、自分自身に制限をかけている「リミッター」を外すことができるようになります。言い換えれば、「同じことが永遠に繰り返される『マトリックス』」からの脱出が可能になります。


の OS をアップグレードして、GAFAM の創業者のマインドセットを身につけることができるようになります。

このことにより、どんな課題にも対処できて、何が起こっても、ドーパミン等の脳内快楽物質を分泌して、ハッピーでいられるようになります。さらに、何が起こっても動じない、イーロン マスク級の「絶対的不動心」を達成できるようになります。

ワーク開講者の北岡泰典は、過去 20 年間の欧米での滞在中に「NLP 四天王」から直伝を受けた NLP (神経科学プログラミング) の「進化バージョン」として、現在、「メタ心理学」を提唱してきています。

岡は、GAFAM (Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) 創業者のような米国西海岸文化圏人が達成してきている「イノベーション」は、「自分自身の『前提』になっている『リミッター』を意識化した上で、そのリミッターを完全解除して、自己実現を達成すること」とほぼ同じことである、と思ってきています。

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岡は、現在、IT 関係で巨大企業となっていて、「イノベーションの権化」とも言える GAFAM 等を生み出した「シリコンバレー文化」の源泉が何かを知らない日本人の方々が多い、と聞きます。当の IT の業界人にもわかっていないようです。たとえば、日本の IT 関連企業は、役員等をシリコンバレーに長期出張させて、いわゆる「シリコンバレー文化のモデリング」を図っているようですが、北岡の理解では、このモデリングは、シリコンバレー文化圏人の生活様式等の「目に見える外側の部分のモデリング」にとどまっているようで、「文化的、哲学的、思想的モデリング」はできていないようです。

は、シリコンバレー文化の源泉は、60 年代の「カウンターカルチャー (対抗文化)」(「ヒッピー文化」) にあることは、欧米的には、「誰でも知っている常識」です (北岡は、「カウンターカルチャー」、「ヒッピー文化」、「シリコンバレー文化」を含む総称として、「西海岸文化」という呼称を使っています)。北岡は、日本人がこの歴史的事実に無知な度合いと、日本には、既成概念の「リミッター」を外すことを可能にする「真のイノベーション」が存在していなくて、あるのは、既存のアイデアとアイデアを結びつけるだけの「イノベーションもどき」だけである度合いは正比例している、と考えています。

うに、以下の三つの事実を認識している日本人の数は、いったいどれだけいるのでしょうか。また、仮に認識できていたとしても、この事実の意味合いの重要性を正確に把握できている日本人はどれだけいるのでしょうか。

1) 実は、GAFAM も X (旧 Twitter) も、さらには、GAFAM の哲学的背景になっているのではないか、と北岡が考えてきている NLP も、すべて、米国西海岸発祥です。

2) 現在の日本の時事トピックになっている「LGBT」、「SDGs (持続可能な開発目標)」、「気候変動対策」、「脱炭素社会化」、「電気自動車社会」、「GAI/ ChatGPT」、「スーパーのレジ袋有料化」も、日本人は、「欧米からの押し付け」という意識しかないでしょうが、すべて、元々の源泉は、西海岸式「カウンターカルチャー」のヒッピーの「自分の枠から出ようとする姿勢」と「エコロジー (生態論重視) 意識」にあるのは、世界的には、周知の常識です。

3) 昨今、国内外で、特に芸能業界において、女性の方々 (場合によっては、男性の方々) が、いわゆる「権力をもった」男性から性的被害を被ったことを公けに訴える「Me Too」運動が目立つようになっていますが、この運動の源泉は、60 年代のヒッピーたちの「女権拡張主義 (ウーマンズ リブ) 運動」にあります。特に、60 年代後半から 70 年代に、テニス界で「グラドスラム」を達成したビリー ジーン キング夫人は、女性権利拡張運動の象徴的な人物でした。キング夫人は、その後、レズビアンであることを公表していて、長年にわたって、女性および同性愛者の権利向上に貢献してきています。

いうことなのですが、2001 年帰国時まで 20 年間欧米で滞在して、その後、日本の現代文化に接してきた北岡は、「幸いにも」、「フェンスの両側の庭」を見ることができてきていて、かつ本サイトの「『メタ心理学』とは何か?」のセクションにあるように、過去二十余年間の国内でのライフ コーチとしての経験から、現代国際社会の「事実上の思考基準」となっている「西海岸文化圏人」の思考パターンの「完全モデリング」に成功しました。日本人の方々にも、その思考パターンをインストールしていただくことを通じて、日本的な意味での「イノベータもどき」ではなく、GAFAM を生み出した西海岸風の「真のイノベータ」になることを可能にする目的で「IMC サービス」 (具体的には、本サイトで紹介されている各種の「メタ心理学ワーク」) の提供を開始した次第です。

のことによって、「メタ心理学」を通じて、世界で活躍できる「日本版 GAFAM (GAFAM-Japan) 」の 先駆者を輩出することが可能になります。世界が認め、優れたポテンシャルをもっている日本人が世界から取り残されている原因が「メタ心理学」により解明され、戦後、約 80 年の封印が初めて解かれることになります。

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なみに、「イノベーション」(「自分自身の、通常は無意識化されている『リミッター』を完全解除して、不動心を獲得して、自己実現を達成する能力」のこととほぼ同じ意味です) を産み出す思考パターンに関連して、ユヴァル ノア ハラリは、そのベストセラー書の『サピエンス全史: 文明の構造と人類の幸福』で、極めて興味深いことを言っています。

氏によれば、歴史的に、近代東洋帝国主義者は、領土拡大を図った「既存の世界観の拡張」主義でしかなかった一方で、15 世紀に「大航海時代」に突入した西洋帝国主義者は、自分の「世界地図」の外にあるものを積極的に知ろうとして、「大航海時代」を開始し、1492 年にコロンブスのアメリカ新大陸の発見を実現させた、ということになります。

なわち、「現状維持者」の中国明朝の鄭和の宝船と「認識的拡張主義者」のコロンブスの船の大きさを比較したイラストが以下にあります。

岡の見るところ、15 世紀のコロンブスのアメリカ大陸発見以降、西洋帝国主義者たちの認識的拡張主義は、アメリカ独立宣言、東海岸からカリフォルニアに向かった「ゴールドラッシュ」、奴隷解放、電球・自動車・飛行機・電話・ラジオ・テレビの発明、不幸な二つの世界大戦後の「核軍縮」、アポロ 11 号の月面着陸等を経ながら、1960 年代後半の「カウンターカルチャー」の「意識の革命」に至るまで、脈々とその伝統を継承してきています。

は、物事の「目に見える外側の部分」しか見ようとせず、「目に見えない部分」の文化的、哲学的背景を探ろうとしない日本の IT 起業家、経営者等にとって極めて「不都合な真実」は、「ヒッピーカルチャー」の権化の一人で、「LSD の伝道者」だったティモシー リアリーが、生前、「『意識の革命』の後、『サイバースペース革命』が来る」と宣言した事実です。

の宣言通り、20 世紀終わりから、現代のインターネット革命、IT 革命が起こり、さらには、分子生物学 (DNA/遺伝工学) 革命等も、「認識的拡張主義」の 20 世紀、21 世紀バージョンの帰結的産物として起こってきています。

上の 15 世紀から今世紀までの首尾一貫した「哲学的/文化的潮流」は (北岡は、15 世紀以前の認識的拡張主義者が誰だったか、を今後研究したいと思っていますが)、現代欧米人には、直感的に理解できているはずですが、日本人の方々には、一人の「西洋かぶれ」の単なる「詭弁の論調」としか聞こえないかもしれません。

りに、現代の西海岸文化圏人が、過去数十年にわたって達成してきている「真のイノベーション」を、真剣に理解し、習得し、実践に移したい方がいらっしゃるのであれば、その場合は、もちろん、その方にとっては、現代のインターネット革命や IT 革命は、偶然の「付け焼刃」的な産物ではけっしてなく、いわば、数世紀にわたる認識的拡張主義の伝統に基づいた必然的な帰結だった、という観点から、現代西洋文化/社会/産業を見直すことが非常に重要になるのでは、と、過去、長年にわたって「どうすれば既存の枠から出ることができるか」すなわち「イノベーションとは何か」を研究し続けてきている北岡は考えています。

いにも、以上のことから、北岡は、自身が開発したメタ心理学メソッドは、1960 年代からの 60 年間の「現代西海岸文化圏人と日本人の間の思考パターンのギャップ」を閉じるだけでなく、コロンブスの新大陸発見以来 5 世紀以上にわたる「『西洋帝国主義者』と『東洋帝国主義者』の間の『マインドセットのギャップ』」を閉じることさえもできる「可能性」を秘めている、と主張させていただきたいと思いました。

なみに、以上のことを認識論的背景として、北岡は、「真のイノベータ」と「リミッター解除者」と「認識的拡張主義者」を「等号化」(あるいは「≒ 化」) することがあります。



下の項目のバナーをクリックすると、各項目の解説が表示されます。


【「自己実現」志向の方々】

北岡が創始したメタ心理学メソッドは、米国西海岸文化圏の人々の思考パターンを完全モデリングすることに成功しました。

メタ心理学ワークは、日本的な意味での「左脳的試行錯誤」に基づいた「イノベータもどき」ではなく、GAFAM (Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) や PayPal マフィアを生み出した、右脳的、ノンリネアー (非線状) 的、非論理的、クリエイティブな西海岸風の思考パターンに基づいた「真のイノベータ」(「『自己制限のリミッター解除』に成功し、不動心を獲得して、自己実現を達成した方々」) になりたいと思っていて、かつそれを実際に実現できる方法論を模索している方々にとって最適なワークです。

具体的には、NLP のアップグレード版であるメタ心理学は、自身の最高のパフォーマンスを発揮することを妨げている幼児期に獲得した (通常は無意識化されている) 「トラウマ的思考パターン」等を完全克服することを可能にすると同時に、自身の「ボックス」から外に出て、社会的に押し付けられた枠から脱却して、心理的/精神的に自由な行動を取ることを可能にします。

このことによって、ピーク パフォーマンスを発揮できなくしている「ボトルネック」を特定して、解消することができるようになります。

同時に、自分の天命がわかり、「自己実現」ができるようになります。さらに、「同じことが永遠に繰り返される『マトリックス』」からの脱出が可能になります。


通常、一般利用者の観点から見た「インターネット元年」は、(Microsoft が Window 95 を市場化したことをきっかけにして) インターネットが世界中に急激に普及し始めた 1995 年とされています。特に、それ以前は、「固定電話と FAX」の時代でしたが、この年を境に、電子メールが普及して、世界中どこにメールしても瞬時に送受信することができ、しかも、実質的にすべて「均一料金」という「距離と時間の超越」の革命が起こりました。いわば、この年に「20 世紀以降の『量子力学のパラダイム』が社会全体に通俗化」された、ということになります。

このインターネット革命時に、西海岸文化圏人は、ハード面で、Windows 95 以前の PC の 16 ビット OS を 32 ビットにアップグレードしたと同時に、(あくまでも、比喩的にですが) ソフト面 (つまり、マインドセット) も 16 ビットから 32 ビットにアップグレードすることに成功した、と北岡は考えています。一方で、日本人の方々は、たしかに、この時、ハード面ではアップグレードできたが、ソフト面ではアップグレードに乗り遅れたのでは、と考えています。北岡の私見では、1995 年のソフト面のアップグレードの可否の理由は、NLP が存在していたか否かにあった、と見ています。

(このことは、日本人は、4 世紀前の「デカルト/ニュートン」のパラダイムで生きている一方で、西海岸文化圏人は、前世紀に生まれた「量子力学」のパラダイムで生きている、と言い換えることができると思います。「量子力学の日常化/常識化」が理解/体感できない度合いとイノベーション力の欠如の度合いは、正比例していると、北岡は考えています。)

幸いなことに、北岡は、過去 20 年間欧米で暮らした経験をもとに、西海岸文化圏人の思考パターンをの完全モデリングに成功して、「メタ心理学」メソッドを開発しました。

メタ心理学は、まさにその「『脳の OS アップデート』の実践的な方法論」そのものです。


「メタ心理学メソッド」開発者の北岡泰典は、1983 年に米国西海岸のオレゴンで、インド人師匠に弟子入りして以来、四十余年にわたって、瞑想を含む精神主義的修行をしてきています。

1985 年に、師匠のコミューンの「吹き抜け式」の大道場で、ダンシング瞑想の「クンダリーニ瞑想」をしていたら、本当にクンダリーニの覚醒も経験しました。ただ、コミューンから離れ、日本に帰国すると、「また同じ過去の自分」に戻ってしまう等で、「一時的な解脱」しか達成できませんでした。

その「一時的な解脱」を「永続化」させてくれたのが、1988 年に英国で出会った「ジョン グリンダー式 NLP」でした。以来、三十数年にわたって継続的に NLP を自己適用する過程で、北岡は、物心がついた幼児期からずっと陥っていていた「精神的蟻地獄」から脱出することもできましたし、同時に、「自分自身の肉体的な死」を含めて、何が起こっても、いっさい動じない「絶対的不動心」と「不死」を獲得することもできました。

北岡は、「経営者の方々」向けに特別オファーされている本「メタ心理学ワーク」の受講者の方々が、同様に、何が起こっても、いっさい動じない「絶対的不動心」と「不死」を獲得することができるように、指導させていただくことに、全面的にコミットさせていただいています。



【「チームビルディング」志向の方々】

強いチームとは、チームメンバー個々人が「この目標を達成したい」と思っていて、しかも「自分たちならやれる」と思えているチームです。脳の機能的に、人はやりたくて、しかもやれると思えることに対しては自然とやってしまうものです。

メタ心理学メソッドおよびその基盤となっている NLP を習得すれば、自分たちならやれるし、やりたいとメンバーが思っている「熱狂的なチーム」を生み出すことができます。

このことを実現するためのテクニックとしては、「ワクワク感」を感じつづけることを可能にする「ピーク エクスペリエンス体感ワーク」等があります。


自身は「一聞いて十わかる人」であるが、「一聞いて一しかわからない人を、一聞いて十わかる人に変える」ことができる方法論を知りたいと思っている方々も、多いと思います。

メタ心理学ワークでは、「一聞いて一しかわからない人を、一聞いて十わかる人に変える」ための方法論を紹介することができます。

このことによって、たとえば、「一聞いて一しかわからない」自身の部下を、「一聞いて十わかる人」に変容させることが可能になっています。


メタ心理学ワークでは、「天才」の自分自身が無意識的に行っていることを、明示化 (モデル化) することができます。

このことによって、以下の二点が可能になります。

1) 「無意識的天才」のレベルを超えて、「さらなる天才」になる可能性が生まれます。

2) 後継者育成の目的で、弟子に「どこの何をどうモデリングすればいいか」、口で伝えることができるようになります。

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ちなみにですが、「メタ心理学メソッド」開発者の北岡泰典の活動拠点である「メタ心理学研究所」は、「日本版 PayPal マフィア」の育成を目指しています。

「PayPal マフィア」とは、PayPal 出身の IT イノベータ/主要 IT 企業の創設者の「天才実業家集団」を指します。代表的なメンバーとしては、YouTube、LinkedIn 等の創設者と X 社のイーロン マスク、といった VIP 経営者がいました。以下にある写真では、PayPal マフィア のメンバーがまるで実際のマフィアかのような佇まいとポーズで写真に収まっています (マスクは写っていません)。

北岡は、近年、「西海岸文化圏人の思考パターン」の完全モデリングに成功しましたが、実は、GAFAM (GAFAM + Microsoft)、PayPal、X (旧 Twitter) は、すべて、西海岸発祥の企業です。北岡は、これらの企業の創設者に NLP が多大な影響を与えたと考えていますが、NLP も西海岸文化発祥です。

ちなみに、昨今の世界の経済/文化/政治の趨勢は、NLP 的な西海岸文化にあり、MBA 的な東海岸文化の覇権は終わりつつあるようにも見えます。

 

 

 

 



【「自分とは誰か?」を知りたいと思っている方々】

北岡は、最先端の神経科学の発見に基づいた人間脳の研究成果を、過去数年に渡って研究してきています。

北岡は、特に、近年の神経科学者たちの fMRI を通じた発見には、驚異的なものがある、と考えてきています。

メタ心理学ワークでは、クライアントの方々に、最新の神経科学の発見についての情報と洞察を提供させていただきます。


北岡は、極めて残念ですが、国内の NLP は、「希釈した NLP」になっている、と思っています。

このことの最大の原因は、国内では、NLP 以前に、「セラピー」、「カウンセリング」、「コーチング」等の伝統が、実質的に存在していなかったことにある、と北岡は考えています。

最も象徴的なことは、60 年代にセラピーの世界的メッカだった、カリフォルニア州ビッグサーにあった「エサレン研究所」のような組織や運動が、国内では、いっさいなかった事実です (ただし、2013 年に亡くなった吉福伸逸氏は、80 年代に日本にトランスパーソナル心理学を紹介して、関連書籍と翻訳書を出版していたので、国内でエサレン研究所風の「人間性心理学」運動を起こす可能性があった、と思います。ただ、同氏は、ある意味すべてを捨てて、1989 年にハワイに移住しました。北岡は、同氏が亡くなる前年の 2012 年に、国内で同氏のワークショップに参加しましたが、60 年代風の「ハード セラピー」に徹していました。反面、トラウマは絶対に治らない、という立場にいたようです。)

北岡は、メタ心理学研究所を 21 世紀の「日本版エサレン研究所」にしたい、と思っています。

メタ心理学ワークで、真に人間革命を可能にする「本物の NLP」に触れることができます。


北岡は、1983 年に米国西海岸オレゴン州で、インド人導師に弟子入りして以来、四十余年にわたって、「悟り」、「人間意識」の研究を続けてきています。

「悟り」あるいはメタ心理学が明示化に成功した「悟るための方法論」に興味がある方は、ぜひとも、北岡ワークに接していただきたいと思います。

ちなみに、本ページの「クライアントのワーク感想」の最初の方の感想の末尾に「後世から見た時に、イエスや仏陀のような存在として北岡さんが認識されていても何の不思議もない。素直にそう感じています」とありますが、別の最近の北岡の「メタ心理学」ワークのクライアントで会社経営者の方から、以下をコメントをいただいています。

「今、確信していることは、
『北岡先生は救世主』であるということです。
何故かと申しますと、私が悟れたからです。
セッションを受けて、私は悟れました。
道元禅師も、覚者と一緒に座禅することの重要さを強調していますが、
そして、原理としてはわかるのですが、
問題は、悟った人にどうやって出会うかということです。
今は、この問題は、簡単に解決できます。
北岡先生に会えばいいからです。」




注: 「メタ心理学」、「メタ心理学者」の呼称は、(株) オフィス北岡の登録商標です。

岡泰典は、欧米に 20 年間滞在し、その間、NLP 四天王 (ジョン グリンダー、リチャード バンドラー、ジュディス ディロージャ、ロバート ディルツ) から「本場直伝の NLP」を直接伝授され、実践・教授してきています。2001 年に帰国した後 2012 年まで、国内の資格認定ビジネス業界で活動していました (帰国当初は、NLP 業界のトップ トレーナー三人の方々に 10 日間の「シークレット ワーク」を開講させていただきました)。2013 年からは、「エグゼキュティブ ライフ コーチ」として個人セッションを提供してきています。

格認定コースを開講しているとき、北岡は、欧米で学んだ教授方法で NLP を教えていましたが、本場欧米で起こってきているようには、「個人的天才 (業界の第一人者)」になる (すなわち、いわゆる「化ける」) 方々が多く輩出されないことに気づきました。この原因は、「ライフ コーチング」ビジネスを始めた直後に個人セッションを受講した一人のクライアントの方とのやりとりで、判明しました。

の方は、北岡が卒業した大学の後輩の会社社長で、優秀な方でしたが、6 回の個人セッション パッケージの 3 回目のセッションの際に、「今学んでいる NLP の現実社会への落とし込み方がわかりません」という、正直、北岡には理解不能のことを言われました。北岡が「どういうことですか?」と聞いた時のこの方の答えで、NLP を学んで「化ける」ためには、そもそも論として、NLP が生まれた西海岸の文化圏の人々が無意識的に身につけてきている、いわば、コンピュータの OS のような基本汎用型思考パターンを身につけておかないと大化けすることはなく、この思考パターンを身につけていない日本人と身につけている西海岸文化圏の人々の間には、少なくとも 60 年以上のギャップがあるということがわかった次第です。

のクライアントの答えは、「(私を含めて) 日本人は、現実が絶対に変わらない、と思っています」でした。「それは、どういう意味ですか?」と聞いたら、極めて明快な比喩を使ったコメントをしてくれました。彼によれば、「日本人は、タフな現場に行く前に、予め、アンカー (条件反射の方法論) を使って、バニラ アイスクリームの匂いを作ることができますが、現場の (たとえば、交渉相手の) 人々がタフで、牛のウンチの強烈にくさい臭いを発散するので、バニラの匂いは完全に撃沈されてしまいます。その後、帰宅後、泣くのですが、この時、再度アンカーを使って、現場で起こったことについての『記憶』を書き換えて、自分を慰めようとするだけです。このサイクルが永遠に続くので、誰も、現実を変えられるとは思っていないです」ということで、(北岡にとっては、初めて聞く)「衝撃の事実」が判明しました。

(実は、この方とのやりとりの後、別の NLP の「上級学習者」とも同じようなことが起こりました。この方は、ロールプレーで「これから敵対する人々と会議があるので、会議室の外の廊下で、『拳のにぎにぎ』と胸筋を開いて深呼吸する等の『姿勢編集』のアンカーを使って、事前に状態管理をします」と言ったので、北岡は「すばらしい」と拍手しました。彼は、続けて、「しかし、やはり、敵側の人々はタフなので、交渉は失敗に終わり、帰宅後、同じアンカーを発火して、いやな記憶の書き換えをします」と言ったので、北岡は再度「すばらしい」と拍手しました。このとき、北岡は、「ちなみになのですが、実際の交渉現場では、机と脚の間に二、三十センチの隙間がありますよね。そこに手を突っ込んで、『拳のにぎにぎ』をして、かつ、胸筋を開いて深呼吸すれば、自分の内的状態が変わるので、『リアルタイム』で交渉相手にも影響を及ぼして、交渉の行方が、いい方に変わりますよね」という進言をしたら、「そんな発想は今までもったことがありませんでした」という「木っ端微塵の自爆型『爆弾発言』」をしました。

とえばの話ですが、陸上 100m 競争のウサイン ボルトが、レース前の練習で、リラックスした状態で、最高記録の 9.58 秒を出し、レース後の練習でも 9.58 秒を出せるのに、衆目の前では 10.5 秒しか出せない、という状況はありえない、というのが北岡の見立てで、いわゆる「現実」を変える目的をもたないままの NLP 学習と実践は、そもそも論として、(「絵に書いた餅」、「耳年増の外野からの野次」として) 意味をいっさいなさず、NLP の存在理由を完全否定することになってしまう、と思いました。)

方で、西海岸文化圏の人々は、いわゆる「現実」とは、子供の頃から固定化してきている思考パターンが生み出す「仮想現実」の一つにすぎないので、「見方」を変えたら、現実はいかように変えることができるというパラダイムで生きていて、だからこそ、「枠から出る方法論」として 1975 年に NLP が生まれ、また、今世紀になって GAFAM (Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) が生まれたりしてきている事実があります。

は、以上の日本人の思考パターンがわかった後、北岡は、「現実を仮想現実化」する「RPG ワーク」演習を開発し、上記の会社社長の方にこの演習を施術したら、この方は、「NLP の現実社会への落とし込み方」を体得したようでした。その後、二、三年経って、この方と再会しましたが、当初 8,000 万円だった会社の年間の売上が、北岡のワーク受講後、5 倍の 4 億円になった、ということでした。

なみにですが、「RPG ワーク」は、おそらく、開発以前の日本人は誰も知らなかったテクニックであると同時に、NLP を自己適用して「化けて」きている西海岸文化圏の人々も誰も意識化できていないテクニックです。

年前に、北岡のメンターで友人の NLP 共同創始者のグリンダー氏に国内で会った時、同氏に「このようなテクニックは、西洋人の NLP 実践者は誰でもできているのに、日本人のために北岡が公式化した、ということについては、西洋人は『猫も杓子も、子供もできていることなのに、なぜわざわざ明示化しなくてはいけないのか』と言って嘲笑されるでしょうね」と伝えたら、「確かに、他の西洋人は笑うでしょうが、私は『ブラボー! よくやってのけましたね』と言ってあげたいです」と言われました (!)。

(さらに追記すると、最近のことですが、以下の「『クライアント感想』セクション」で紹介させていただいている「箭内宏紀さん」という方は、これまで、北岡の 16H の個人セッション パッケージを 6 クール (約 100 H) 受講されましたが、「こんなにおもしろい、一生、あるいは死んだ後も、遊べる玩具箱とのツールをいただいたことに感謝いたします」とおっしゃっていますし、さらに、数百万円のワーク受講費で会社の売上が 1 億 8 千万円になったそうで、実質的に「投資額の 30 倍のリターンになりました」ともおっしゃっています。)

は、北岡自身は、25 歳で大学を卒業した後、20 年間海外生活する間に、西海岸文化圏の人々の思考パターンを自然に、無意識的に身につけていたことが、上記の二人のクライアントとのやりとりから、「遡及的」に判明し、そのためにこそ、北岡は、自分自身が NLP 学習を通じて「化けた」という自己認識がある一方で、国内の資格認定コース業界にいたときは、経験則的に身につけた、その無意識的な基本汎用型思考パターンを、コースの参加者の方々に伝えきれないままきていました。

の「RPG ワーク」の独自開発後、ライフ コーチング個人セッションを開講しながら、神経科学や成人発達論等の分野の研究を続けた結果、西海岸文化圏の人々と日本人の思考パターンのギャップを埋めることができるテクニックとして、「ピーク エクスペリエンス体感ワーク」、「明鏡止水ワーク」、「Meta Meta Work」、「曼荼羅フラクタル リエンジニアリング (MFR)」、「鏡の国のアリス」、「刺激と反応の間にスペースがある」、「アーケタイパル クレンジング」、「ディッケンズ パターン」等の一連の新テクニックを独自開発してきています。

岡は、1975 年の NLP の創始以来、かれこれ 50 年近く経っているので、「そろそろ」 NLP を超えた学問が誕生してもおかしくないと思うこともありましたが、以上の「NLP 後」のテクニックを独自開発し、さらに、特に、神経科学の (fMRI を通じた) 驚愕の発見群を研究する過程で、いわゆる「NLP の限界性」も認識するようになったので、最近、「NLP の進化版」として「メタ心理学」を提唱し始めた次第です。

「メタ心理学」は、いわば、「ソフトウェア (NLP テクニック) 群を最適化する OS 心理学」として誕生しました!

岡のクライアントの方々は、「メタ心理学」メソッドを習得することで、「現実を仮想現実化」できるようになり、NLP のような人間コミュニケーション技法のテクニックを習得する際、最大限の効果と結果を出せるようになっています。このことによって、北岡は、今後、「個人的天才 (業界の第一人者)」になる (すなわち、いわゆる「化ける」) 人々を、国内で多く輩出していくことになると確信しています。

以下にあるのは、「NLP 以前/NLP/NLP 後」の進化の過程の図解チャートです。


サイトでは、3 種類の「『メタ心理学』ワーク特別限定プログラム」のオファーがされています。

以下のバナーをクリックすると、各プログラムの概要が表示されます。


プログラムでは、クライアントの方が、米国西海岸発祥の GAFAM 等が達成できてきている「真のイノベーション」の獲得法を習得し、西海岸文化圏人のマインドセットまで脳の OS をアップグレードすることで、継続的に「ボックスの外」に出て、新しい自分を発見できるように、支援させていただきます。

本ワークでは、北岡が独自開発した「メタ心理学」メソッドのテクニックが施術/伝授されます (「RPG ワーク」、「ピーク エクスペリエンス体感ワーク」、「明鏡止水ワーク」、「コアフィーリング」、「Meta Meta Work」、「刺激と反応の間にスペースがある」、「天命を知る」、「曼荼羅フラクタル リエンジニアリング (MFR)」、「鏡の国のアリス」、「アーケタイパル クレンジング」等の演習が紹介される予定です)。

「メタ心理学」メソッドのテクニック伝授は、計 9 時間 (3 時間 x 3 回) の個人セッション パッケージの枠組みでなされます。本プログラムの受講費は、税込 150 万円です。(この価格は特別オファー価格です。予告なしに価格が変更される場合があることを、あらかじめご了承ください。)

本ワークのプログラムの内容は、以下の通りです。

1.特別個別オンライン個人セッション(3 時間 × 3 回 計 9H)
2.特別恩典ビデオ教材「バイブル オブ ザ バイブル: 必携基本教材シリーズ
       (定価 165,000 円相当)
       『I: コミュニケーション基本5技能: SRCF/C ワーク』
       『II: 無意識ワーク』
       『III: プリゼン/モデリング ワーク』
       教材紹介サイト: https://www.kitaoka.co/videos/bible/
3.「オンライン基礎講座 (12 本: 全収録時間 17 時間)&
      特別解説ビデオ (12本: 全収録時間 5 時間)」(定価 220,000 円相当)
       教材紹介サイト: https://www.kitaoka.co/videos/online/
4.特別恩典北岡翻訳書籍: ジョン グリンダー著『個人的天才性になるための
       必要条件』 & ジェニー ラボード著『ビジネスを成功させる魔法の心理学』
5.北岡メルマガ『これが本物の NLP だ!』旧編 270 号バックナンバー&
      『Magic of NLP』の PDF 版を進呈
6.メール相談無制限(1年間)

「『メタ心理学』ライフ コーチング プログラム」概要

 

 

 

 

 

 


プログラムでは、クライアントの方が、24H の「メタ心理学ワーク個人セッション」の受講を通じて、GAFAM あるいは「PayPal マフィア」のマインドセットを身につけることができるように、支援させていただきます。

(「PayPal マフィア」とは、PayPal 出身の IT イノベータ/主要 IT 企業の創設者の「天才実業家集団」を指します。代表的なメンバーとしては、YouTube、LinkedIn 等の創設者と X 社のイーロン マスク、といった VIP アントルプルヌールがいます。)

本プログラムでは、個人セッションの受講者の方々は、自分自身の、通常は無意識化されている「リミッター」を完全解除して、不動心を獲得して、自己実現を達成する能力 (すなわち、「西海岸文化式イノベーション能力」) を身につけていただきます。

本ワークでは、「『メタ心理学』トレーニング プログラム」でカバーされるメタ心理学のテクニックに加えて、北岡が過去に教授した「北岡式 108 NLP テクニック」のうちで、本プログラム受講者に最も適していて、最も必要とされていると北岡が判断した厳選する各種テクニックが、計 24 時間の個人セッション パッケージの枠組みで施術/直接伝授されます (「北岡式 108 NLP テクニック」のリストは、ここをクリックすると、参照できます)。本プログラムの受講費は、税込 280 万円です。(この価格は特別オファー価格です。予告なしに価格が変更される場合があることを、あらかじめご了承ください。)

本ワークのプログラムの内容は、以下の通りです。

1.特別個別オンライン個人セッション(3 時間 × 8 回 計 24H)
2.北岡の過去の書籍/ビデオ教材包括的セット (120 時間以上、
      定価税込 1,489,400 円相当)
      包括的教材紹介サイト: https://www.kitaoka.co/videos/mp_contents.pdf
3.特別恩典北岡翻訳書籍: ジョン グリンダー著『個人的天才性になるための
       必要条件』 & ジェニー ラボード著『ビジネスを成功させる魔法の心理学』
4.北岡メルマガ『これが本物の NLP だ!』旧編 270 号バックナンバー&
      『Magic of NLP』の PDF 版を進呈
5.メール相談無制限(1年間)

「『メタ心理学』プレミアム コーチング プログラム」概要

 

 

 

 

 

 


年間契約プログラムでは、毎月一回 3 時間、12 ヶ月間の 36 時間の「メタ心理学ワーク個人セッション」の受講を通じて、クライアントの方が、GAFAM や PayPal マフィアを生み出した西海岸文化圏人のマインドセットまで、脳の OS のアップデートをしていただき、その上で、高質な人生を送り、不動心を獲得され、「不死」を体感できるよう、全面的な支援をさせていただきます。

本ワークでは、「プレミアム コーチング プログラム」でカバーされるコンテンツすべての直接伝授に加えて、さらに、北岡が、過去四十余年にわたって蓄積してきている、精神世界、瞑想、催眠、NLP、神経科学、成人発達論その他の領域のノウハウと「グノーシス (体に落とし込まれた実践的知識)」のすべてを、計 36 時間の年間契約制個人セッション パッケージの枠組みで、受講者に施術/直伝させていただきます。本プログラムの受講費は、税込 360 万円です。(この価格は特別オファー価格です。予告なしに価格が変更される場合があることを、あらかじめご了承ください。)

本ワークのプログラムの内容は、以下の通りです。

1.特別個別オンライン個人セッション(毎月 3 時間 × 12 ヶ月 計 36H)
2.北岡の過去の書籍/ビデオ教材包括的セット (120 時間以上、定価税込
      1,489,400 円相当) を含む、過去四十余年の有形無形の全ノウハウの伝授
      包括的教材紹介サイト: https://www.kitaoka.co/videos/mp_contents.pdf
3.特別恩典北岡翻訳書籍: ジョン グリンダー著『個人的天才性になるための
       必要条件』 & ジェニー ラボード著『ビジネスを成功させる魔法の心理学』
4.北岡メルマガ『これが本物の NLP だ!』旧編 270 号バックナンバー&
      『Magic of NLP』の PDF 版を進呈
5.メール相談無制限(1年間)

「『メタ心理学』スペシャルコーチング年間契約プログラム」概要

 

 

 

 

 

 


※ 現在、人数期間限定で、個別相談を無料開講しています。
個別相談をご希望される場合は、以下からお申し込みください。

 

「メタ心理学ワーク」を開講するコンサルタントとは??・・・



・メタ心理学研究所 代表

・(株) オフィス北岡代表取締役社長

・NLP インテグラル アソシエーション (旧日本 NLP 協会) 顧問

・元英国 Creativity Enhancement Ltd. 社CEO

1956 年生まれ。40 年以上に渡る「意識の学際的研究家」。
1981 年、早稲田大学第一文学部仏文科卒。
1980 年代から欧米に滞在し、1983 年に米国西海岸でインド人導師に弟子入りして以来、長年瞑想を実践。沙門名は「遇辺」(弟子名「Prabodh Guhen」の漢字表記名)。
1983 年から 1985 年までの間に、導師が指導した「国際瞑想大学」で 7 ヶ月間の「脱催眠療法コース」に参加。1988 年から 1989 年までの 2 年間の間に、英国ロンドンの「SHAP (催眠と上級心理療法校)」で、包括的催眠技法を完全習得。
1986 年から英国ロンドンで、通訳、異文化コミュニケーション コンサルタント、コーディネータとして活動。その間 「NLP 四天王(リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダーを含む)」から直接を学び、NLP を完全習得 (ここをクリックすれば、四天王と北岡の写真が閲覧できます)。
2002 年よりベースを日本に移し、東京、大阪、福岡で資格コースを開講。さらに、NLP を活用したコーチング・セッションを数多く提供し、人々の自己変容、人生変容の支援。
2005 年 3 月には、北岡は、NLP 共同創始者の初来日として、ジョン・グリンダー氏を日本に招聘。2009 年から 2012 年の間に「NLP トレーナーズ トレーニング コース」を3期開講。トレーナーズ トレーニング コースを開講した日本人は、北岡ただ一人である。
英国の会社、Creativity Enhancement Ltd. 社の元代表取締役社長。同社は、能力向上トレーニング、異文化コミュニケーション コンサルタンシー、通訳、その他の業務サービスを提供。また、同社の名誉会長は、ウィンストン・チャーチルの親族で、英国上流階級とも広いコネクションがある。北岡は、1995 年の神戸大震災時に、アン王女 (英国エリザベス女王の第一王女) が主宰する国際救助隊の日本派遣のコーディネートをした (ここをクリックすると、北岡とアン王女の写真にアクセスできます)。
2010 年 11 月 13 日付の The Japan Times 誌で「アジアの次世代 CEO 100 人」の一人として紹介される。現在、北岡は、同誌の英文オンライン サイト「100 Next-Era CEO's in Asia」で、オールアバウト代表取締役社長兼 CEO 江幡哲也氏、(株) 藤巻兄弟社代表取締役社長藤巻幸夫氏、(株) ジャパネットたかた代表取締役社長髙田明氏、ブックオフコーポレーション社長兼 CEO 佐藤弘志氏等とともに紹介されている。


取得資格:
1988 年: 米国カリフォルニア GDA (グリンダー、ディロージャ アソシエーツ) にて
              NLP プラクティショナー資格認定取得
1989 年: 米国カリフォルニア GDA (グリンダー、ディロージャ アソシエーツ) にて
              NLP マスター プラクティショナー資格認定取得
1989 年: 英国ロンドンの SHAP (催眠&上級心理療法スクール) 卒業
              (催眠技能全般の徹底的習得)
1995 年: ドイツ ミュンヘンにてバンドラー認定 NLP トレーナー資格認定取得
2001 年: カリフォルニア NLP ユニバーシティ (ディロージャ & ディルツ主催) にて
              NLP トレーナー資格認定 & 最上級オーソリゼーション コース資格認定取得
2006 年: 東京にてジョン グリンダーとトレーナーズ トレーニング コース共同開催


「メタ心理学」宣言ページ: https://www.kitaoka.co/meta/
(株) オフィス北岡サイト: https://www.office-kitaoka.co.jp/
LinkedIn 紹介ページ: https://www.linkedin.com/in/guhen-taiten-kitaoka-4b736244/
「The Japan Times」紹介ページ: https://www.kitaoka.co/japan_times/

■ 講習&セミナー実績


2002 年から 2012 年の間に、以下の資格認定コース、ワークショップ、個人セッションを開講。

NLP プラクティショナー コース (12 日間) 26 期 450 名
NLP マスター プラクティショナーコース (12 日間) 16 期 300 名
NLP トレーナーズ トレーニング コース (10 日間) 3 期 40 名
(延べ生徒数 800 名、計 540 日間のトレーニング実績)

4 日間ワーク 30 回以上
イブニング ワーク 250 回以上

2013 年から、エグゼキュティブ ライフ コーチとして、経営者等向けに個人セッションを開講中 (個人セッション クライアント数延 300 人以上)。

2020 年から、コロナ禍で、ライフ コーチング個人セッションは、ほぼすべて、オンライン Zoom 開講してきています (400 回以上の Zoom セッション実績)。


■ 企業研修


プロミス、Wake Up (CTI コーチング講座運営会社)、インサイトラーニング(代表 箱田忠昭)、JCDA(日本キャリア開発協会)顧問講師、カリプソ美容室、フブキ Web 制作会社、施術者向けセミナー、その他


■ 出版実績


・古典的 NLP 入門書「Magic of NLP」(翻訳)
・ビジネス NLP 入門書「 ビジネスを成功させる魔法の心理学」(翻訳)
・ニューコード NLP 古典書「個人的な天才になるための必要条件」(翻訳)
・「5文型とNLPで英語はどんどん上達する!」(ダイヤモンド社刊)
・「一瞬で新しい自分になる30の方法」(ダイヤモンド社刊)


■ DVD 出版


弊社までお問い合わせください。

下のクライアント感想は、本コンサルタントが開講したエグゼキュティブ個人セッションの受講者の方々の感想です。

1ヶ月後に売り上げが「従来の2,3倍」もUPしました! 
今でも「無意識」が自然と行動を援助してくれてます!

コンサルタント 仙道達也 様

岡先生のNLPセッションを受講後、私の中で「意識」と「無意識」に調和が取れ、無意識が常に援助してくれるような感覚を味わいました。

それまでは、心のつぶやきがネガティブな物が多かったのですが「もっと売上UPできるはず」と、勝手に脳内でつぶやいてくれるように変化し、自然と行動してまう現象が起きました。その結果、限界だと思っていた売上が1ヶ月後に従来の「2,3倍」もアップしてしまい、正直驚きました。

さらに、今まで思い浮かばなかったビジネスでの「クリエイティブな発想」が舞い降りるようになり、将来のビジネスに対しての不安が大きく減りました。心理学の勉強はいくらでも可能ですが、本物の体感的ワークを身に着ける事は、どこに行っても不可能だったと思います。北岡先生には感謝をしております。

弊社注: 仙道様は、北岡ライフ コーチング個人セッション パッケージを受講された後、毎年数億円の売り上げを更新され続けてこられている業界でもトップ級のコンサルタントです。

これまでの人生や世界に対する捉え方が根本的に変わる衝撃的な
体験をしています! 革命的な体験で、興奮が止まりません!
あまりに異次元の話で、言葉を失ってしまいました!

株式会社ユーブル 会社経営者 山浦清透様

在、包括的パッケージ ワークを受講中ですが、これまでの人生や世界に対する捉え方が根本的に変わる衝撃的な体験をしています。言葉にするのが難しいほど、深く、革命的な体験でした。これは北岡さん以外からは(いらっしゃるかもしれませんが)教われない内容でした。興奮が止まりません。

GAFAM 創業者や PayPal マフィアが行っている思考パターンを実践したわけですが、彼らがなぜイノベーションを起こせるのか、逆に言えば日本から真の意味でのイノベーションが起こらないのはなぜか、その理由の根幹が見えました。この思考パターンを体験する中で、自分の思考の枠から明確に抜け出すことができました。自分が飛躍するために突破せねばならないと思っていた幼少期の頃からある思考の壁が、ものの30分もかからずに崩れ去りました。結果、セッション翌日から長年のボトルネックとなっていた行動が変わり、これまで繋がりもなかった方々とのご縁が生まれ、自身が経営するビジネスが大きく動き始めました。

また、直面する相手の思考パターンも読み取ることができるようになり、自身と相手の思考の思考の調和ができるようになりました。弊社に2ヶ月ほど体調を崩し会社に来れていなかったメンバーがいたのですが、北岡さんのワークを実施することで、その翌日から出社し、これまでにないパフォーマンスで活躍しています。今までいかに工夫しても会社に来れなかったメンバーが、たった一日で来れるようになり、その後は何の問題もなく活躍できていることには、正直非常に驚いています。

何より、北岡さんのワークは、単なるビジネススキルの向上や思考パターンの習得を超えて、人間としての深い洞察と成長を促すものでした。私たちが通常、水平的な成長に注力する中で、このワークは垂直的な進化、つまり人としての抽象度を高める方法を提供してくれました。これは、社会的成功にとどまらず、人間的成功をもたらすものです。

また、私の中では、メタ心理学はNLPとはかなり異なるもので、どちらかというと、インド哲学の世界観をベースに、インド哲学が目指すところを実現するために、NLPやトランスパーソナル心理学や神経科学などの知見を組み合わせて作られた独自体系ではないかと感じております。悟りの世界を、NLPその他のツールを通じて提供されている感覚です。

さらに言うと、悟りの具体的な手法論でもありました。悟りの具体的な手法があるということは、人類の精神レベルを引き上げることができるということです。あまりに異次元の話で、言葉を失うほどの衝撃を覚えました。

その悟った状態から目の前の事象に対峙することで、既存の枠から実際に抜け出すことができました。既存の枠から抜け出る練度を上げていくことがイノベーションへと繋がっていくと理解しています。

最後に、北岡さんと出会えたことに心から感謝しております。私は、今ここにないものを作りたい、同時に自身の哲学や生き方をより磨きたいという思いを長年持っていました。北岡さんと出会えたことは私にとって奇跡のような出来事でした。

社会に変革を起こすことを志されている方や、社会のリーダーたる方には、北岡さんのワークを是非体験していただきたいと思います。自身の、さらには世の中の思考の枠を超え、新たな世界を創造する道がここにあると確信しています。

後世から見た時に、イエスや仏陀のような存在として北岡さんが認識されていても何の不思議もない。素直にそう感じています。

【3回目のワーク受講後の追記】

今回のワークの (「トランスロジック」という) トランス誘導中に、「光」だけの世界が見え、「この世界に問題なんて何もないんだ」「この世界の根源ってこれかもな」という感覚に襲われました。あれが真の自己かもしれないと、セッションを終えた今思ってます。この世界に問題なんて存在しないということを体感出来たことは、革命的にすごいことでした。


北岡さんと出会い学ばせていただけた幸運は言葉では言い表す
ことができません。北岡さんには心から感謝しています。

(株) Nimbus Creation 代表取締役 箭内宏紀様(心理系ビジネスコンサルタント)

▼申し込んだ動機
・北岡さんの情報配信の質の高さや、実際に体験紹介セッションを
 受けたときのワークのレベルの高さに感動しました。
・心理学や精神世界に関しての講義が海外の動向や世界的な学者の
 理論に裏付けられており、国内で学べる中では最もハイレベルに
 感じました。
・北岡さんの過去の仕事や業界に対する想い、ビジョンにとても共感・共鳴し、
 私もぜひ共に歩んでいきたいと思いました。
・正直にいうとNLPにはあまり期待していませんでした(資格保有者は多い割りに、
 スキル不足・実績不足・トラウマに悩んでいる人が多い等々の理由)。
 しかし、北岡さんの教えられているNLPは国内で広まっているものとは
 「全く違う」ということがわかりました(私は数年間悩んでいたことが
 たった1度のワークで解決されました)。
 そして、それが本来のNLPのスペックであり、北岡さんの技術をしっかりと
 学ばせていただきたいと強く思いました。

▼参加前に悩んでいたこと
・さらにクライアントに成果を出すにはどうすれば良いか?
・さらに満足度の高いコミュニティを作るにはどうすれば良いか?
・さらに自分のビジネスや心理学に関するスキルアップをするにはどうすれば良いか?
 ※具体的には「カール・ロジャース」的な傾聴主体のセッションは1万時間以上
 経験しており、その手法に限界を感じていた。悩みを聞くこと以外に
 「効率的かつ根本的にトラウマを解決する手法」を探していた。
・自身の人生に対する空虚感やトラウマなどがあった。

▼参加後の変化(成長や成果)
・私は北岡さんの研修を2セット受けましたが、その過程が終了するまでに
 臨床心理士、医師、大学教授、有名経営者を含む約500名程度の男女に個別指導、
 ワークショップ開催を行いました。
・特に、北岡さんから教わったメタ心理学のワークを社内講師や講座の受講生に研修し、
 延べ1,000名以上の男女に施術を行ってきました。施術を受けた方々には
 様々な自己変容が起きていて、多くの人に感謝の声をいただいてきました。
・クライアントのビジネス/心理支援の成果が倍増しました。
 (初心者・プロともに、売上増加と自身のトラウマ除去の事例が急激に増えて
 数えきれない)
・コミュニティの満足度だけでなく運営チームメンバーの結束が強まり、
 よりよい社内環境に繋がりました。
・弊社の年商が、5 ヶ月で、年商8000万円から年商1億2000万円に向上しました。
・オリジナルのワークが10個以上できて、100万円の研修が多く売れました。
 (北岡さんにお支払いした報酬は、すべての研修が終了する前にペイされました)
・「傾聴」を手放し、悩みやトラウマを聞かなくてもそれらが短時間で解決できる
 能力を身につけられました。
・NLPに関する誤解が解け、先人たちへの敬意を強めました。
・自分の人生の幸福度が過去最高に高まり「空虚感」や「トラウマ」を感じることが
 できなくなりました(これは本当にすごいことです!)。

・最後に…
 私は幸運なことに31歳時点で北岡さんと出会い学ばせていただけました。
 その幸運は言葉では言い表すことができません。北岡さんには心から感謝しています。
 ぜひ若い世代の方々で、社会に対して強い情熱やリーダーシップのある方は
 なるべく早い段階で北岡さんに出会い、指導を受けることを強くオススメします。
 これまでの人生/世界の捉え方が180度変わり、自分自身が超越者/覚者として、
 高い意識で悟りを体感できるでしょう(真剣に学べば、です)
 北岡さんは、日本の心理支援業界で、最も注目すべき一人(学ぶべき一人)である、
 と間違いなく言えます。


んにちは、北岡泰典です。

私は、欧米に通算 20 年間滞在した後、2001 年に帰国してから 12 年間 NLP 資格認定業界で、「NLP 四天王」から直伝を受けた「本物の NLP」を教えてきていました。2013 年からは、企業向け研修や会社経営者の方々向け個人セッション等を開講してきていました。クライアントには、国内最大手級のコーチング認定団体、NLP 団体の代表等がいます。

私は、1988 年に英国で NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏の「個人的天才の必要条件」ワークショップを受けて以来、「グリンダー式 NLP」で自分自身を「個人的天才」(グリンダー氏の言う「究極のイノべーションの天才」) に変容させてきています。今回、「『メタ心理学』ワーク特別限定プログラム」を特別開講することで、国内に数多くの「究極のイノべーションの天才」を輩出させたい思いでいます。

また、私は、2001 年の帰国後ずっと、GAFAM 文化を含むシリコンバレー文化を創出して、世界をリードするイノベーティブな企業と個人を生み出すことに成功してきている欧米 (特に、米国西海岸) と、既存のアイデアを新規に応用することを「イノベーション」と呼んでいる日本との違いについて模索してきていました。

その中で、数年前に、欧米と日本の NLP の学習者の間にある思考形態の違いに関する、ある極めて重要な発見をしました。

その後、この発見に基づいて、「ピーク エクスペリエンス体感ワーク (ポジティブ フラッシュバック ワーク)」、「明鏡止水ワーク」等を独自開発して、すでに三百人以上の方々に施術してきています。これらのワークを通じて、クライアントの方は、天命、「ワクワク感」等の、あるいい状態を体験して、その状態を「保持」したまま、日常生活を過ごし、毎日の事象を新しい観点から見直し続けることができるようになり、さらに、その状態が「恒常化」されるようになります。

このように、常に「毎日の事象を新しい観点から見直し続けること」ができることとイノベーション力に相関関係があることは、自明のことです。

さらに、易経によれば、2020 年は、60 年に一度の「新時代の始まりの年」で、「激動の新時代」が始まり、個人も組織も、新しい局面に対応できる新しい価値観を構築しないかぎり、この大改革の時代を生き延びていくことはできなくなって、淘汰されていくそうです。

この易経の予測は、2020 年初頭に始まったコロナ禍の問題で、すでにみごとに的中し始めていると言えます。幸いなことに、私は、四十余年にわたって、西洋最先端の心理学と東洋的精神世界の研究と実践を続けてきていて、この激動の時代を生き抜いていくために必要な不動心、精神統一等を求めている方々に、深い瞑想状態を継続的に達成できる包括的ノウハウを提供することができます。

たとえもし NLP を学んだことのない方々であったとしても、業界で長年活動されていて、試行錯誤を続けている方々であれば、「『メタ心理学』ワーク特別限定プログラム」の効果を充全以上に体感されて、「目から鱗」の経験をされるはずです。

さらに、イノベーション業界においても、精神健康管理 (メンタル ヘルス ケア) 業界においても、「60 年間の文化的ギャップ」を閉じることができるのは、おそらく、「GAFAM の源泉に一番近い日本人」と自負している私だけだろうと思っています。この自負は、私が過去四十余年間欧米で実際に体験、研究、実践、蓄積してきた精神健康管理と NLP の領域のノウハウこそが、私が日本の後世の方々に残せる「精神的遺産」ではないかという強い思いに基づいています。

私のこのビジョンに賛同されて、その文化的社会的運動に参加してくださる方々が今後増えていくことを切に祈っていると同時に、「『メタ心理学』ワーク特別限定プログラム」の受講者の方々が、「激動の時代」に対応できる新しい価値観を構築し、この大改革の時代を生き延びていける人々になり、かつそのノウハウを他の多くの人々に伝えることで、社会全体にすばらしい影響を与えていくことになることを願っています。



下にあるのは、「メタ心理学ワーク」についての「FAQ (頻繁に尋ねられる質問)」群です。各質問のバナーをクリックすれば、回答を閲覧することができます。

(国内的にも、世界的にも) 「常識」から言えば、「GAFAM の創業者や『PayPal マフィア』等の『西海岸文化圏人』の思考パターンの完全モデリングに成功した」とか「それによって、1960 年代以来の西海岸文化圏人と日本人の間のマインドセットの、60 年以上のギャップを閉じることに成功した」といった主張は、まったくにわかに信じ難く、「狂人の戯言」としか見なされないだろう、と思われます。

ただし、北岡には、このことが本当に可能であり、実際に結果が出ている、という揺るぎない信念を、「確信犯」として、長年もってきています。以下に、この確信に至った経緯を述べさせていただきたいと思いました。

北岡は、生後 4 ヶ月の時に脳性小児麻痺を患い、物心がついた頃からずっと左半身不随の後遺症が残ってきています。5 歳の時と 10 歳の時に「養護施設体験」をして、両方の施設とも、「幼児性愛」的な要素を含む一連の重度のトラウマと、今で言う PTSD を患ってしまいました。

中学校からは、通常の学校に戻りましたが、北岡は、心理的にまともな「社会復帰」ができず、「親ガチャ」の要素も相まって、24 時間、精神的な「蟻地獄」の中に住んでいて、十代、二十代の北岡の一貫した唯一のテーマは、「絶対脱出不能の『蟻地獄』 (現代風に言うと『マトリックス』) からどのように脱出できるか」でした。

高校、大学時代は、たとえば、フロイトとウィリアム ライヒ式の精神分析にはまり、「幼児期の過去の記憶の原因を特定して、解消すれば、トラウマが克服される」と信じるようになり、四六時中「過去のこと」ばかり考えていました。このことと、(フランス語で書いた) 大学の学士卒業論文が、マルセル プルーストの『失われた時を求めて』についてだったことは関連していると思います。当時、自身、小説も書いていましたが、数年前にオンライン古書店見つけて購入した、当時の同人誌に北岡が投稿した小説のタイトルは『過去への旅路』でした。

おそらく、北岡は、その後大学院等に進んでいたら「自殺」していたと思いますが、「在野に降りて、右脳的に世界を体験する」ことを決意して、1981 年の大学卒業後すぐに、アフリカのサハラ砂漠に渡り、通算 3 年間、仏語通訳に従事しました。

その後、サハラで稼いだお金で、80 年代前半に、米国西海岸オレゴンにいたインド人導師のコミューンに行き、弟子入りして、通算 7 ヶ月間の「催眠療法ワーク」を受けました。北岡は、この形で「悟り」を開けば、「絶対脱出不能の『マトリックス』からの脱出」が可能と信じていました。

結論から言うと、導師のコミューンでは、いわゆる「クンダリーニの覚醒」も実際に体験したりして、確かに「マトリックスからの脱出」は可能になったのですが、コミューンから離れ、日本に帰国すると、「また同じ過去の自分」に戻ってしまう等で、「一時的な解脱」しか達成できませんでした。

その後、英国ロンドン市に渡り、1988 年春に、NLP 共同創始者のジョン グリンダーと共同開発者のジュディス ディロージャが開講した「個人的天才になるための必要条件」というワークショップに参加したのですが、この時、NLP は「一時的な、『解脱』を含む特定の精神状態を永続化することができる」ことを体感/確信しました。

その年と翌年の夏に、UCSC (カリフォルニア大学サンタクルーズ) で開講された NLP 資格コースに参加して、北岡の「永続的自己解放」のプロセスが始まりました。


(本サイトにアクセスされている方々は、おそらく MBA ビジネス系の方々が多く、以上のような「セラピー」や「悟り」の話は「いっさい無縁」かとは思われますが、ただし、北岡は、21 世紀になって、GAFAM や PayPal マフィアが「開花」した元となった文化的、哲学的背景には、60 年代、70 年代の西海岸文化のセラピーや精神世界がある、と考えています。この事実は、「イノべータの権化」だったスティーブ ジョブスが、元ヒッピーで、日本を含む東洋思想と芸術と瞑想に強い興味をもっていたことを指摘するだけで、明らかになる、と思っています。

残念ながら、(何らかの理由で)「いっさい源泉を知ろうとしない」日本人にとっては、シリコンバレー文化や GAFAM や PayPal マフィアが「何もないところから突然出現した」としか思えないようですが、現代の IT 哲学には西海岸文化が色濃く影響を与えている事例を、四つ挙げさせていただきたいと思いました。


1) 一つ目は、本サイトの「真のイノベーションとは何か?」セクションで言及させていただいた、1492 年のコロンブスの新大陸以来、欧米で、綿々と継承されてきている西洋帝国主義者の「認識的拡張主義」についてです。北岡は、西海岸文化の源泉は、認識的拡張主義にあると、考えています。詳細な解説は、該当のセクションを参照してください。

「誤解を恐れず」に言うと、北岡は、「真のイノベータ」と「認識的拡張主義者」を等号 (あるいは ≒) で結ぶことができる、と考えています。


2) 北岡は、個人的には、IT 起業家等に多大な影響を与えている著名な欧米 (主に、米国) のコンサルタント、ベストセラー作家、マーケターの多くは、西海岸文化の洗礼を受けてきていると思っています。

一例ではありますが、そのような VIP マーケターの一人に、ジョー ヴィタリー (Joe Vitale) という方がいます。この方は、北岡の師匠の弟子で、1983 年頃オレゴンのコミューンに滞在していたという情報を、北岡はもっています。北岡も、1983 年と 1985 年の春から秋にかけてにコミューンにいたので、「モール (ショッピングセンター)」で、北岡が、通りを歩いている時、ヴィタリー氏と会って、「ハロー」といった挨拶を交わして、「ハグ」した可能性が高い、と思っています (以下に、コミューンのモールの写真があります)。


3) 「60 年代、70 年代の西海岸文化」の要素だった「精神世界」、「セラピー」、「瞑想」、「催眠」等がどれだけ IT 巨人の企業に影響を与えたかは、Google 等式の「マインドフルネス」瞑想等の流行を見れば、一目瞭然だと思います。

ただ、日本人は、「Google 等式の『マインドフルネス』瞑想等」が流行する裏にある「文化的背景」、「歴史」等を見ようとはいっさいせず、単に、刹那的な流行に乗っているだけだと思います。

実は、「瞑想の専門家」から言わせたら、「瞑想法」の源泉を辿ってみると、2,500 年前の紀元前 5 世紀のパタンジャリという瞑想家が残した「ヨガ スートラ」という書まで行きつかざるをえません (笑)。要は、米国の IT ビジネスマンたちは、そのような本格的な瞑想法の科学的研究をする時間も気力もコミットメントもないので、マインドフルネスのような「多忙な現代人のための短時間案内書」的な「希釈された瞑想法」が流行っているだけです。

思うに、日本人は、書店でも、平積みされる書籍の寿命は 2 週間程度とされているようですが、欧米人の歴史観は、数週間単位ではなく、場合によっては、数世紀単位のようです。

一例を挙げると、北岡は、英国の貴族の方と 30 年来の友人ですが、その方のアイルランドのお城の湖畔に一緒にいた時、夕方、鳥の大群が西の方に飛んでいったのですが、「タイテンさん、この鳥たちは、毎日、同じ時間にこのように飛ぶことを、2,000 年間続けてきているのを知っていましたか」と言われた時は、度肝を抜かれました。「木造建築文化」に対する「石造建築文化」と「ギリシャ/ローマ歴史」の重みを感じた次第でした。)


以上が、北岡が、「『西海岸文化圏人』の思考パターンの完全モデリングに成功した」経緯の概要ですが、北岡としては、過去数十年間、自分自身をモルモットとして実験して、達成した実践的研究の結果です。北岡は、万人の無意識は、コンピュータのハードディスクのように、皆同じなので、北岡の自己適用のケースでこれまで証明されてきていることは、万人に対しても普遍性がある、と思ってきています。

このことについては、トランスパーソナル心理学者の重鎮のケン ウィルバーが、「あることが真理であることを確認する手段」として、以下の 3 ステップ手順を示唆しています。


1.命令:これは、たとえば、「もしこれを行えば、それを獲得します」というような、(命令内容の妥当性を) 知っている者による指示です。
2.個別確認: 命令に従った人が命令内容の妥当性を自分自身のために確認します。
3.共同確認: 命令に従った一定数の人々が、命令内容の妥当性に関する自分自身の確認を相互共有し、この時点で、命令内容がこれらの人々が属するグループの中で真理として見なされるべきことになります。


すなわち、北岡は、西海岸文化圏人と日本人のマインドセットの両方 (「フェンスの両側の庭」) を見てきたことで、西海岸文化圏人の「イノベーティブ性」を完全モデリングして、彼らの「イノベショーン力」を日本人でも身につけることができるという「ステップバイステップの手順」としての「命令」を、真の「イノベショーン力」を求められている日本人の方々に提示することができます。

その後は、その命令を実践した方からの「個別確認」と、業界の人々からの「共同確認」をいただくことができれば、北岡の「狂人の戯言」と思われていた主張が、そう遠からず、「国内の常識」になるはずである、という確信をもっています。


4) この情報は、北岡が、個人的に、つい最近入手した情報ですが、以下のページに、「グーグルは、社員を『恍惚状態』にさせている:最高の状態で仕事するにはクレイジーになれ」というタイトルの、非常に興味深いメディア記事があります (記事自体は、2018 年執筆です)。

https://toyokeizai.net/articles/-/237175

すなわち、この記事に、「バーニングマンに行ったことのないやつは、シリコンバレーの住人とは言えない」というイーロン マスクの発言が引用されていますが、「バーニングマン」というのは、マスクや Google の創業者のラリー ペイジおよびセルゲイ ブリン等が毎年参加している、新生活様式と「十箇条の根本理念」からなる新しい価値観を提言している、毎年 9 月にネバダ州の砂漠で開催されているアート イベントのことです。このイベントの起源は、1969 年に開催された、世界初の大規模野外ミュージック フェスティバルの (40 万人規模のヒッピーが集まった) 「ウッドストック コンサート」にあることは、容易に察せられます。

また、この記事には、以下のような非常に興味深い論調も見られます。

「かつて、ゾーンに入るテクニックとしていちばんシンプルなのは『瞑想』だった。しかし、歴史を振り返ってみると、瞑想を手段にして、自己が消える状態を安定的に作り出したいと思う場合、何十年も修行を積む必要があった。

しかし現代の研究者たちは、目標の核心が『悟りの境地』ではなく、実は『脳機能の変化』――脳波が低アルファ波や、さらにリラックスした高シータ波の状態になる――と関連していることを突き止めた。これによって、新しいさまざまなトレーニングを選択し、人工的にゾーン状態の脳をつくり出せるようになったのだ。

瞑想時に呼吸に集中する代わりに、ニューロフィードバック装置(脳波を測定する機器)を使って、科学的に、あっという間に、脳をアルファ/シータ波の領域へ導くこともできるようになった。こうした進歩のおかげで、グーグルのような組織は、パフォーマンスを上げるために、以前とはまったく異なるアプローチができるようになったのである。」

この記事には、Google の「マインドフルネス センター」ではニューロフィードバック装置 (脳波を測定する機器) が使われている、とあります。

ということなのですが、この記事は、「現代の IT 哲学には西海岸文化が色濃く影響を与えている事例」を如実に報告したものになっています。

そして、北岡は、「メタ心理学」の各種ワークは、実は、瞑想も、Google のニューロフィードバック装置もなしに (!)、「単なるメンタル エクササイズ」で、同じ目的を可能にするメソッドである、と主張させていただきます。もしこの北岡の主張が真であれば、Google 等の西海岸文化圏人のイノベータが達成しようとしていることに関して、かなりの「ショーカット性」、「即席性」、「確実な再現性」を提言できるのが、メタ心理学である、と考えています。

* * * * * * *

ちなみに、北岡は、日本でも、戦前は、政界にも軍部にも、「認識的拡張主義者」(「イノベータ」に近い、という定義も可能です) が一定数いた、と思ってきていますが、やはり 1941 年に米国本土 (真珠湾) を奇襲した日本人を、米国人は絶対に金輪際許すことができず、原爆を二つ落とした後、1945 年に終戦に至らせた後も、戦後 7 年間の GHQ/マッカーサーの占領体制下で、日本人を二度と米国に歯向かわせなくする「日本人総洗脳政策」を徹底した結果、日本から「イノベーション」が完全に消え、その状況が今も続いている、と言っても過言ではないと思います。

GHQ/マッカーサーの日本占領政策としては、「WGIP (War Guilt Information Program)」(「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画」)、「3S 政策」(Screen、Sport、Sex を用いて大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策) 等が「陰謀論説」的に語られてきていますが、船井総研代表コンサルタントの故船井幸雄氏は、ある本の中で、戦後 GHQ が真っ先に行ったこととして、「大麻の非合法化」、「旧制高校の廃止」、「当用漢字の制定」等を挙げられていました。

以下、これら、船井氏が挙げた三点についてコメントしてみたいと思いました。


まず、「大麻の非合法化」に関しては、健康面等からの禁止命令、というよりも、当時米国は、石油由来の繊維を売りたかったので、「麻」の使用をやめさせた、といった政治的、資本主義的な理由が主であった、と言われています。

北岡は、1960 年代以降、世界じゅうに (特に若者の間で) 西海岸文化が広まった理由の一つが「ヒッピーの大麻使用の推進」にあったと見ています。

もちろん、国内では、大麻は非合法ですが、幸いにも、北岡は、「高揚感/多幸感をもつことができ、かつその状態から 24 時間の人生を見直すことで、今まで現実だと思い込んでいたことが、実は、いかようにも変えることができる」ということを実感できる「ピーク エクスペリエンス体感ワーク」というテクニックを独自開発することに成功しています。

実は、このメカニズムこそが、北岡が、イノベーティブである西海岸文化圏人のマインドセットをモデリングすることで発見した、彼らの思考パターンそのものです。

北岡は、自身が成功した完全モデリング結果の「ステップバイステップの手順」を実行に移せば、日本人でさえも、西海岸文化圏人の思考パターンを、短時間のうちに、「ドラッグフリー」の形で、身につけることができる、と主張しています。

「旧制高校の廃止」については、戦前の旧制高校の校風は、主に「自由闊達」、「自律放任」、「創造」等だったので、米国に歯向かうような人間の育成の事前防止は、GHQ の最大目的の一つだったことは、容易に想像がつきます。

北岡としては、もし仮に今が戦前であれば、(まさしく、「自由闊達」、「自律放任」、「創造」の形容が当てはまる) 西海岸文化のもとで生まれた NLP を国内に導入することによって、社会的指導者を含む、もっともすばらしい人材になりえたのは、旧制高校の学生たちだったのではないか、と思えています。

21 世紀の今の日本において、戦前の旧制高校のような組織として機能するように、「メタ心理学研究所」を発展させていきたい、とも思っています。

「当用漢字の制定」については、もちろん、GHQ の占領政策の一つに、日本人が「過去の良書」を読んで、人格形成を果たすことを妨げる、というテーマがあったので、民が自国の「過去の歴史から完全に断絶」されるように、漢字を簡略化してしまった、ということになります。


思うに、これら三点の GHQ の占領政策は、驚くべきことに、戦後 80 年経った今も「呪縛」のように機能してきていて、この状況下では、戦前の認識的拡張主義者のように「自分の頭で考える」ことのない、「思考停止状態」の人々を量産する学校/社会教育の中では、「イノベーション」の「イ」の字も創生できてきていないのは、当然の帰結です。

ただ、幼児期から「枠から出る」ことしか求めてきていなかった北岡が、大学卒業後 20 年間滞在した欧米で洗礼を受けた「西海岸文化」的生きざまを完全に身につけた後、2001 年に帰国して、その後、西海岸文化圏人と日本人のマインドセットの両方 (「フェンスの両側の庭」) を見てきたことによって独自開発したメタ心理学メソッドを、理解し、習得し、実践に移せば、世界で活躍できる「日本版 GAFAM (GAFAM-Japan)」の先駆者とイノベータを輩出することが可能になる、と思っています。

このことにより、世界が認め、優れたポテンシャルをもっている日本人の方々が、世界から取り残されている原因が解明されることを通じて、戦後、80 年間の GHQ の呪縛から解き放たれることになります。

 

 

 

 


この「メタ」の名称は、特に、1) 最近 Facebook 社が Meta と名前を変更したことと、2) 歴史的経緯として、1975 年の創始時に、NLP にはまだ正式名称がなく、当時「メタ心理学」(あるいは「メタ メソッド」) という通称が使われていたこと (この事実は、1980 年刊行の、北岡が翻訳した NLP 入門書『Magic of NLP』の「まえがき」で確認可能です) の二点において、大きな意味合いをもっていると思います。

たとえば、北岡は、「シリコンバレー文化の源泉は何か?」という問いに対して、国内の IT 関係者はまともな答えができないということを耳にしたことがありますが、欧米では、その答えは「『カウンターカルチャー (対抗文化)』すなわち『ヒッピー文化』にある」であることは、周知の事実です。

さらに、「GAFAM」 (Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) の本社は、すべて、西海岸にある (あるいはあった) 事実を念頭に置いている日本人はあまり多くないと思われます (実は、最近の新語の「GAFAM」の最後の会社の Microsoft も、さらには、X (旧 Twitter) も、すべて、西海岸発祥の企業です)。

すなわち、GAFAM 文化の源泉は「西海岸文化」(「対抗文化」とほぼ同義語です) にあることは、誰も否定できない事実である一方で、シリコンバレーの近郊にあるサンタクルーズ市で (西海岸文化最盛期の 1975 年に) 生まれた NLP は、「西海岸文化の『権化』としての心理学」であるという定義が可能です。

過去、欧米に 20 年間滞在し、米国直伝の NLP を研究/実践してきている北岡にとって、「GAFAM の源泉 (の、少なくとも一部) が NLP である」という主張は、大袈裟でも何でもありませんが、西海岸企業文化の背景と歴史に無知である国内の方々にとっては、「突拍子もない我田引水の誇大妄想」としか映らないと思います。

この状況の中、北岡は、自身の集大成としてのライフワークを、今後、「メタ心理学」と呼ぶことによって、「GAFAM の源泉は NLP である」という事実を広く周知させていくことにした次第です。この目的で、「メタ心理学」と「メタ心理学者」の呼称の商標登録出願を行いました。

これらの呼称は、2021 年 10 月に Facebook が社名を「Meta」に改名したことを単に真似たものではないか、と思われる方々も多くいらっしゃる、と思われますが、しかし、歴史的経緯として、1975 年の創始時に、NLP にはまだ正式名称がなく、当時「メタ心理学」(あるいは「メタ メソッド」) という通称が使われていたことを指摘しておく必要があります (この事実は、当初 1980 年刊行の、北岡が翻訳した NLP 入門書『Magic of NLP』の「まえがき」で確認可能です)。ちなみに、北岡の知り合いの方で、「『Meta』の呼称を使うことで、Facebook もやっと、NLP に追いつきましたよね」とおっしゃった方がいましたが、北岡は、この方に激しく同意します。

「メタ心理学」は、これまで北岡が使ってきていたネーミングのすべての意味合いを包含しえていますが、もう一点、ここで指摘しておくべき点は、北岡の過去 40 年間の研究によれば、NLP と印哲のヴェーダンタがほぼ同じことを主張していて、特に、NLP で言う「メタ」と ヴェーダンタの「Witness (観照者、観察者)」は全くの同義語である、という事実です。

結論としては、語弊を恐れずに言うと、「メタに抜ける」ということは、「現象界から抜けて神的意識に抜ける」ということを意味していますが、これは、「ボックス (既成枠) から出る」ということと等価です。

西海岸文化圏の人々は、60 年代から、瞑想等の内省を通じて、「メタに抜ける」ことに長けてきていますが、その「自己観察」を通じて、継続的に「ボックスから出る」ことが可能になり、その結果、最終的に GAFAM のような未曾有の組織を生み出すことに成功したのは、さもありなん、とも言える社会的進化でした。

一方で、「シリコンバレー文化の源泉」が何であるかもわからない日本人が、イノベータになれるはずはありませんが、幸いなことに、北岡の「メタ心理学」メソッドは、短時間で、西海岸文化圏の人々の思考パターンをモデリングすることが可能になっているので、潜在性のある日本人が、今後、「メタ心理学」メソッドを通じて、GAFAM クラスの人材あるいは組織を創出し始めることも不可能ではない、と北岡は考えています。



現時点では、まだ正式な学問になっていません。

北岡は、現在、「メタ心理学研究所」を創設しようと考えていますが、これは、プロの学者を含む、さまざまな分野の学際的学術的な研究所であると同時に、産業界にも貢献することを見据えたシンクタンク的な組織になることが予想されます。

ちなみに、北岡は、以前、NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏に「これだけ世界に広がってきている NLP ですが、特に、国内の方々から、なぜ大学レベルの学会がないのか、という指摘をよくもらいます。特に、NLP 共同創始者のお二人の師匠だったグレゴリー ベイツン (「ベイトソン」の表記は誤りです) は、UCSC (カリフォルニア大学サンタクルーズ) のクレスゲ カレッジで教鞭を取っていたわけですから、UCSC を拠点に学術的な学会を作らなかったのは、どうしてですか?」という質問をしたことがあります。

同氏は、「NLP のような『枠から出る』ための方法論は、極めて革新的である一方で、大学という場は、師弟関係が厳しく、極めて保守的なので、学会など作ったら、私とバンドラーが達成してきたこれまで業績は、すべて、不可能だったと思います」という趣旨の回答をされました。

北岡自身、グリンダー氏からこのコメントをいただく以前から、同氏のスタンスを踏襲してきています。

たとえば、北岡は大学時代、仏文学を専攻していましたが、当時の同級生の二人は、その後、大学院に進み、後に、佐賀大学と早稲田大学の仏文学の教授になりました。北岡は、大学院等に進んだら、「超左脳的人間」になって、自殺しかねない、と思い、1981 年の卒業と同時に、アフリカ北岸のサハラ砂漠に行き、仏語通訳として、3 年間滞在しました。その間訪問した、砂漠の中に佇む 2,000 年前のローマ遺跡等の壮大さ、悠久さは、北岡の人生に大きな影響を与えています。

(北岡が訪れたローマ遺跡の一つ「ティムガッド」の紹介ビデオが、以下で閲覧可能です。

https://youtu.be/sleKFfvj9I4)

英国滞在時の 1988 年に、グリンダー氏の元で NLP を学び始めた後も、特に大学で研究することなく、もっぱらセラピーとコーチングの「臨床的ワーク」に従事することに専念してきていました。

日本に帰国した 2001 年以降、二十余年にわたって、「臨床的実践者」として NLP ワークを提供してきていますが、この実践的試行錯誤が、北岡が「メタ心理学」を提唱することに関して、計り知れないノウハウの蓄積をもたらせてくれた、と考えています。

「メタ心理学」は、北岡自身が生み出したものなので、世界に広く訴求させるためにも、何らかの形で、今後、正式な学問にしたい、とは思っています。



国内の NLP は、西海岸文化を知らない先生たちが教えているので、「悪意のある操作」としてのビジネス スキルとしてしか評価されてきていない嫌いがあります。

一方、欧米 (特に米国西海岸) では、60 年代から西海岸文化の伝統が根付いて、綿々と継承されてきています。

その中で、60 年代に跋扈したマズローの「人間性心理学」を元にして、セラピー、催眠、瞑想、変性意識の研究として、「トランスパーソナル心理学」が生まれました。

国内のビジネス界でも、近年、トランスパーソナル心理学の代表的論客のケン ウィルバーが提唱する「四象限」のモデルを元にした「ティール組織論」や「成人発達論」が広く論じられてきています。

同様に、NLP も、「人間性心理学」を元にして、セラピー、催眠、瞑想、変性意識の研究として、1975 年に西海岸で生まれた歴史的事実があり、北岡の私見では、GAFAM の創始者たちは、直接的・間接的に、トランスパーソナル心理学と NLP に強い影響を受けてきています。

このことが日本に知られていないことを表す象徴的なこととしては、シリコンバレー文化の源泉が西海岸文化 (いわゆるヒッピー文化) にあることは、欧米では周知のことですが、国内では IT 関係者のほとんど誰もその認識がないように思われる事実が挙げられます。

上記の意味で、北岡は、極めてユニークな形で、西海岸文化的思考形態と日本的思考形態のギャップを閉じることができるようになっています。



「イノベーション」と「瞑想」の関係についてですが、まず、「FAQ1: 本当にGAFAM創業者等の思考パターンのモデリングは可能なのですか?」セクションで、北岡は、以下のように述べさせていただいています。

「『60 年代、70 年代の西海岸文化』の要素だった『精神世界』、『セラピー』、『瞑想』、『催眠』等がどれだけ IT 巨人の企業に影響を与えたかは、Google 等式の『マインドフルネス』瞑想等の流行を見れば、一目瞭然だと思います。[中略]

実は、『瞑想の専門家』から言わせたら、『瞑想法』の源泉を辿ってみると、2,500 年前の紀元前 5 世紀のパタンジャリという瞑想家が残した『ヨガ スートラ』という書まで行きつかざるをえません (笑)。要は、米国の IT ビジネスマンたちは、そのような本格的な瞑想法の科学的研究をする時間も気力もコミットメントもないので、マインドフルネスのような『多忙な現代人のための短時間案内書』的な『希釈された瞑想法』が流行っているだけです。」

思うに、印哲では、パタンジャリが紀元前 5 世紀に公式化した「瞑想法」は、「唯心論的科学」として認められています。そうでないと、この伝統が、歴史の風雪に耐えて、2,500 年間も綿々と継承されてきているわけがないです。

ただし、戦後の日本人は、確かに、「目に見える唯物論の世界」に関しては、目利きがきき、極めて繊細な識別区分ができるのでしょうが、北岡の見立てでは、「目に見えない唯心論的な世界」での目利き力、識別区分能力は、極めて低いと思えます。

あれだけ「禅の国」の民で、今なお、欧米から「精神主義的」と崇められ、羨望の的になっている日本人 (スティーブ ジョブスやオラクル社の創設者のラリー エリソンの日本文化志向を見れば、一目瞭然です) ですが、実は、実際に蓋を開けて見ると、日本には、GHQ の過去 80 年間の「総国民洗脳」のおかげて、IT 経済至上主義者がいたとしても、内面の「精神科学」の研究を極めている IT 起業家、経営者がほぼ皆無の状況は、皮肉としか言えません。

この状況は、「FAQ1: 本当にGAFAM創業者等の思考パターンのモデリングは可能なのですか?」セクションで述べさせていただいた、トランスパーソナル心理学者のケン ウィルバーが「あることが真理であることを確認する手段」として提唱した以下の「3 ステップ手順」

1.命令:これは、たとえば、「もしこれを行えば、それを獲得します」というような、(命令内容の妥当性を) 知っている者による指示です。
2.個別確認: 命令に従った人が命令内容の妥当性を自分自身のために確認します。
3.共同確認: 命令に従った一定数の人々が、命令内容の妥当性に関する自分自身の確認を相互共有し、この時点で、命令内容がこれらの人々が属するグループの中で真理として見なされるべきことになります。

が、実は、「目に見える唯物論の世界」にだけではなく、「目に見えない唯心論的な世界」にも当てはまる、ということを理解できている日本人がほとんどいない、という事実に起因している、と北岡は、考えています。

(ちなみに、ウィルバーは、あの著名な「四象限」モデルを提唱する際、上記の「あることが真理であることを確認する三手順」が「目に見えない唯心論的な世界」にも当てはまることを当然視した上で、近年、(古今東西の哲学と思想を、すべて、止揚統合することに成功した、と主張している)「統合的心理学」を提唱していますので、ご興味がある方は、ウィルバーを徹底研究されることをお奨めします。)

北岡は、印哲の世界では、パタンジャリが紀元前 5 世紀に公式化した「瞑想法」について、ウィルバー式の「あることが真理であることを確認する三手順」に基づいて、過去 2,500 年間検証を続けてきていて、その結果、その瞑想法は、「内面科学」として定着してきている、と見ています。

以上のことを前提にして、何ゆえに「イノベーション」と「瞑想」に関連性がある、と北岡が考えているか、について、解説してみたいと思います。

北岡は、過去、印哲の巨匠哲学者で、「非二元論的ヴェーダンタ」哲学を創始した 8 世紀のシャンカラチャリヤを徹底研究しました。

ヴェーダンタには「五つの鞘」モデルがあります。すなわち、ヴェーダンタの言う「真我 (アートマン)」は、「肉体」、「エネルギー」、「記憶」、「知性」、「至福体」の五つの鞘に覆われている、というモデルです。

ヴェーダンタによれば、瞑想の目的は、「ネティ ネティ (これでもない、あれでもない)」で、本当の真我は、玉ねぎの皮を剥いていくように、「肉体」、「エネルギー」、「記憶」、「知性」、「至福体」のいずれでもなく、いわば何もない芯である、とされています。

さらに、シャンカラチャリヤは、その内的な「真我 (アートアン)」と外側の「宇宙原理 (ブラーマン)」(「神」とも言えます) はまったく同一であるという「梵我一如説」を唱えました。

北岡は、これ以上クレージーな哲学的主張に出会ったことはないです。

もしシャンカラチャリヤの主張と洞察が妥当であれば、もちろん、「梵我一如」の何か (ヴェーダンタは、この「何か」を「絶対的観照者 (Absolute Witness)」と呼んでいて、かつ、この「何か」は「本体論的に実在している」と主張してまでいます) は、すべての枠を超えた何か、であり、これこそが「真のイノベーション」を生み出し、「認識的拡張主義」を動機づけるの核心部分となっていると思います。

ここで、一点、ヴェーダンタの言う「絶対的観照者 (Absolute Witness)」 について、付け加えたいことがあります。

それは、インドの 19 世紀の聖人ラーマクリシュナの高弟のヴィーヴェッカナンダが、その著『ラージャ ヨガ』で述べている、以下の「宗教の定義」についてです。

「精神は、その一つ一つが潜在的には神だ。
目的は、外部と内部の自然をコントロールすることにより、この神性を顕在化することにある。
このことを、日常の仕事、崇拝、サイキック コントロール、哲学のうちの一つ、二つ以上、またはこれらすべてを通じて行うがよい。そして自由になるのだ。
これが宗教のすべてだ。教義、教条、儀式、経典、寺院、形態等は、二次的な枝葉末節以外の何ものでもない。」

(この引用で、「日常の仕事」、「崇拝」、「サイキック コントロール」、「哲学」はそれぞれ、カルマ ヨガ、バクティ ヨガ、ラージャ ヨガ、ジュナーナ ヨガの 4 つのヨガ (「解脱の方法論」のことです) の手段を表しています。)

北岡の理解では、宗教には「顕教」と「密教」があります。

上記の引用の「教義、教条、儀式、経典、寺院、形態等」等は、あくまでも、「顕教」の一部であり、「迷信」等と思われても当然な部分である一方で、「密教」の部分は、それらとはいっさい無関係で、いかにして、ヴィーヴェッカナンダの言う「精神」あるいは「神性」 (ヴェーダンタの言う「絶対的観照者 (Absolute Witness)」) を、「実際の現象界の人生」において「顕在化」させるかについての「内なる科学」となっています。

北岡は、この「絶対的観照者の現象界における顕在化」と「真のイノベーション」は極めて密接な関係性がある、と考えています。

なお、瞑想は、場合によっては、自分自身のピーク パフォーマンスに極めてアクセスしやすくなる「ゾーン状態」(あるいは、「アルファ波/シータ波状態」) に入ることとも関係しています。このトピックに関しては、本ページの「FAQ8: 最新の北岡研究の発見について」のセクションを参照してください。


「イノベーション」と「セラピー」の関係については、60 年代にセラピーの世界的メッカだった、カリフォルニア州ビッグサーにあった「エサレン研究所」について言及できると思います。

エサレン研究所は、カリフォルニア州ビッグサーにあり、「人間の潜在的可能性を探求する、滞在型のリトリート施設」として、1962 年に誕生しました。 研究所は、断崖絶壁の太平洋と緑豊かな森に囲まれた場所に立地していて、東洋と西洋、古代と現代、科学と宗教、学問と芸術の統合などについて探求し、数多くの哲学者、文学者、心理学者、アーティスト、心理/身体療法家たちが集まり、「ヒューマン ポテンシャル ムーブメント (人間の潜在的可能性運動)」を根底に、「ボディ/マインド/スピリット」を総合的に探求するセンターとして機能していました。

当時の心理学/心理療法の重鎮の、フリッツ パールズ (ゲシュタルト心理療法の創始者)、アブラハム マズロー (人間性心理学とトランスパーソナル心理学の創始者)、アーノルド ミンデル (プロセス思考心理学の創始者)、カール ロジャース (臨床心理学者/クライアント中心療法の創始者)、アイダ ロルフ (ロルフィングの創始者)、フレデリック M. アレクサンダー (アレクサンダー テクニックの創始者)、モーシェ フェルデンクライス (フェルデンクライス メソッドの創始者)、グレゴリー ベイツン (生態学者)、ミルトン H. エリクソン (催眠療法の権威)、アラン ウォッツ (鈴木大拙老師の弟子で、ヒッピーの「前身」と言える「ビートニックス族」に多大な影響を与えた米国の精神的導師) 等が集った、文字通りの「セラピーの世界的メッカ」でした。

(実は、エサレン研究所の創設者の一人のマイケル マーフィーは、北岡のインド人師匠とも、インドと米国内で交流があったようです。北岡は、1980 年代前半に、師匠のオレゴンのコミューンの「ラジニーシ国際瞑想大学 (RIMU)」で 7 ヶ月間 (1,700 時間) の「心理療法コース」に参加しましたが、そこで実践されていた各種のセラピー ワークは、マーフィー経由で RIMU に導入されたものであった、と北岡は理解しています。言い換えれば、北岡は、エサレン研究所式ワークに、RIMU で (十数年遅れでしたが)、実際に直に肌に触れた次第でした。)

エサレン研究所派のセラピーは、精神分析の方法論を超えようとしていましたが、ハードセラピーで、クライアントの思い出したくもない過去のトラウマ的体験を何度も思い出す必要がある、といった限界性が露呈した後、1975 年に、クライアントの問題をいっさい聞く必要のない革新的なメソッドとして NLP が生まれた、という歴史的経緯があります。

いずれにしても、北岡は、意識化されない過去の幼児期のトラウマや PTSD 的な事象が、自分自身が枠から出ることを妨げている可能性が高い、と考えていて、そのような限界性が克服されないかぎり、「真のイノベーション」が創生されない、と考えています。

NLP や北岡が開発したメタ心理学メソッドを通じて、エサレン研究所式メソッドでは何年かかっても克服できなかったような心理的問題が、2 時間程度のワン セッションで解決されることが、実際の臨床の場で、何度も証明されてきています。

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実は、(通常は、国内では、「何もないところから突然出現した」としか捉えられかねていない) NLP、メタ心理学等で、通常なら「何年かかっても克服できなかったような心理的問題が、2 時間程度のワン セッションで解決される」ことが可能になっている「事実」の裏にも、長い歴史的試行錯誤が隠されています (瞑想の源泉が 2,500 年前のパタンジャリの『ヨガスートラ』にあったように、ここでも、2,500 年間のスパンの話になってきます)。

すなわち、本ページに掲載されている「『NLP 以前/NLP/NLP 後』の進化の過程の図解チャート」の図にあるように、NLP は、UCSC (カリフォルニア大学サンタクルーズ校) のクレスゲ カレッジで教鞭を取っていたグレゴリー ベイツンが提唱した「認識論」から派生していて、ベイツン式認識論は、バートランド ラッセルの認識論から派生しています。

ラッセルは、アルフレッド ホワイトヘッドとの共著として、20 世紀哲学の金字塔的著書『数学原理』 (1910 - 1913 年) を著したのですが、ベイツンは、主にこの著書を念頭に置いて、自身の死後出版の著『天使のおそれ』で、2,500 年前にアリストテレスによって提言され、デカルトが複雑化した諸問題は、 彼自身とラッセルの認識論によってすでに解決された、とまで言っています。

ベイツン自身は、ただし、そうであったとしても、今後、小さな哲学的問題が発生していくだろう、という「謙虚さ」を見せていますが、それにしても、(パタンジャリと同時代の) 2,500 年前の「アリストテレスが提言した諸問題」 (これは、もちろん、「心身二元論」に関する問題になります) が、過去 25 世紀間のありとあらゆる哲学者たちのありとあらゆる哲学的考察の末、ラッセルとベイツンの認識論によって「すでに解決」されていることが仮に事実であるとしたら (北岡は、自身の長時間の臨床的経験をもとにして、個人的には、事実であることを確認してきていますが)、そして、その事実が社会全体に認知されるとしたら、現代の医学界、製薬業界、精神医療業界、心理/身体療法業界だけでなく、思想界、宗教界等に対しても、はたしてどれだけのインパクトがあるのか、北岡には想像不能です。

北岡の個人的見解によれば、このベイツンの主張が、彼が理論的に指導していた「MRI (Mental Research Institute、精神研究所)」のメンバーだった心理療法家のポール ウォツラウィック、ジャネット バヴェラス、ドン ジャクソンが 1967 年に出版した『人間コミュニケーションの語用論』(残念ながら、翻訳書は悪訳のようです) を経由して、1975 年に、「ラッセルとベイツンの『理論的』な認識論を、『実際の臨床の現場』で、精神疾患を患っている人々を社会復帰させることを可能にした、画期的で未曾有の『極めて実践的メソッド』まで、落とし込んだ方法論」として、NLP を生み出しています。

北岡は、以上の「実にヤバい」、25 世紀に一度の人類的偉業が実際に達成されていて、かつ、「ステップバイステップ」の手順で「再生可能」になっている (すなわち、「内側の科学」になっている) ことを認識できている人は、国内の NLP 業界の内外で、北岡を除いて、一人もいない (欧米でも、極めて稀有である)、と思っています。

もちろん、以上の「偉業」は、「真のイノベーション」を求めている方々には、知っておく必要のある「哲学的グノーシス (体に落とし込まれた実践的知識)」であることは当然だろう、と北岡は考えています。



「メタ心理学ワーク」にご興味のある方には、個別面談を無料で開講させていただきます。

所用時間は 1H 程度で、オンライン Zoom セッションとなります。

この無料面談の結果を見た上で、クライアントの方に、正式に「メタ心理学ワーク」を受講されるかどうか、を決めていただくことになります。

ただし、過去に北岡の体験セッション等を受講された方は、本個別面談を受講できません。

面談受講申込ページ: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=emdUoIRnM



編集後記: 本ページの「クライアント感想」セクションに掲載されている、最近「メタ心理学」プログラムを受講し始めたクライアントの方 (会社経営者の方で、匿名を希望されています) の感想の一部に、以下の文言があります。

「これまでの人生や世界に対する捉え方が根本的に変わる衝撃的な体験をしています。言葉にするのが難しいほど、深く、革命的な体験でした。これは北岡さん以外からは(いらっしゃるかもしれませんが)教われない内容でした。興奮が止まりません。」

この感想については、北岡は、1975 年の NLP 創始当時、おそらく共同創始者のジョン グリンダーとリチャード バンドラーのワークショップの参加者が覚えた「未曾有の衝撃」を、50 年後の日本で、北岡が再現させているのではないか、と思いました。

実は、北岡は、欧米滞在時、自身の経験に基づいて、1975 年当時グリンダーとバンドラーがワークショップ参加者にまさに前代未聞の「未曾有の衝撃」を与えた、と理解していましたが、2001 年帰国後、日本人の方々の中に、「1975 年の NLP 創始当時、共同創始者の二人は、それ以前に存在していた各学派のモデルを、『折衷的』に『かってに』まとめて新しい学派を作った『だけ』なので、自分もそのようにしていいし、実際、それは私にも可能だ」と考えている人がいることを知って、驚愕し、唖然としました。

というのも、最近、北岡は、「イノベーション」を「『メタ』の視点から、通常はくっつくことがありえない『一つの脳神経細胞ともう一つの脳神経細胞とをくっつけること』である」と定義することがあるのですが、たとえば、ある特定の業界内で真の意味のイノベーションが起こる場合は、通常、その業界の「インサイダー」の人々にしてみれば、何年も、何十年もありとあらゆる試行錯誤して、解決法が見つからなかった一方で、そのようなイノベーションが起こり、一挙に今までの長年の問題が解決してしまう際、「通常はくっつくことがありえない」アイデアがくっつくことを知って、まさしく「コロンブスの卵」(一見誰でも思いつきそうなことでも、それを最初に考えたり行ったりすることの不可能性) の経験をもつからです。

ただ、そのイノベーションは、あくまでも、「一見誰でも思いつきそうなことでも、それを最初に考えたり行ったりすることの不可能性」を身をもって感じている「業界内」の専門家にとってのイノベーションであって、「何が思いつきそうで、何が思いつくことが不可能なアイデアか」についての参照枠のない (「アウトサイダー」で「外野席」の) 「業界外」の人々は、そのような稀有なイノベーションの真価を評価/査定することはできない傾向にあると思えます。そして、このことが、「創始当時の NLP 共同創始者と同じように、既存のアイデアを『折衷的』に『かって』にまとめて新しい学派を作っていいし、実際、それは私にも可能だ」と、厚顔無恥に主張できてしまう日本人の頭の中で、起こっているようです。

そして、このことが「1975 年の NLP 創始当時、おそらく共同創始者のジョン グリンダーとリチャード バンドラーのワークショップの参加者が覚えた『未曾有の衝撃』」を、国内の NLP 学習者/実践者 (すなわち、欧米人が NLP 以前に経験していた (「エサレン研究所」等に象徴されるような) 各種のメソッドの伝統と歴史が欠如している日本人) が感じることがなかった主な理由の一つになっているように思えます。


(たとえばなのですが、本ページの「FAQ5: 『イノベーション』と『瞑想』、『セラピー』の関係を教えてください」セクションで示唆されているように、2,500 年前にアリストテレスによって提言され、デカルトが複雑化した諸問題 (「心身二元論」に関連した諸問題) は「ラッセル/ベイツン式認識論」によってすでに解決されていて (!)、その理論的なラッセル/ベイツン式認識論を「実際の臨床の現場」で、精神疾患を患っている人々を社会復帰させることを可能にして、画期的で未曾有の「極めて実践的メソッド」まで落とし込んだ方法論として、1975 年に NLP が誕生しているのですが、この事実が、NLP 創始当時のグリンダーとバンドラーのワークショップ参加者の驚愕とも関連しています。

一方で、この「25 世紀に一度の哲学的大事件」に気づいている日本人がいったい何人いるというのでしょうか。また、仮にこのことについての「左脳的知識」があったとしても、その「事の重大性」の意味合いが正当に認識できる日本人がいったい何人いるというのでしょうか。

北岡は、以上の 2,500 年にわたる欧米人の哲学的模索と上述の「認識的拡張主義」的スタンスが、心理学的に 1975 年に NLP を通じて融合された後、20 世紀後半から 21 世紀にかけて、IT 業界の巨大企業の GAFAM 等を生み出してきている、と見ています。

以上の歴史的背景に無知な日本人が、たった一人として「真のイノベータ」を生み出してきていないのは、当然と言えば当然であり、かつ、戦後 80 年間の GHQ による「マインド コントール」の呪縛にも気づかずに、思考停止状態のまま、「創始当時の NLP 共同創始者と同じように、既存のアイデアを『折衷的』に『かって』にまとめて新しい学派を作っていいし、実際、それは私にも可能だ」といった荒唐無稽な戯言を軽々しく、平気で口にできるのは、まさに笑止千万で、噴飯ものです。

この「悲惨」な状況の原因としては、「希釈された NLP」しか知らない日本人の方が「本場直伝の NLP」を体験できていないので、このような事実誤認をしているからなのか、あるいは、歴史的/哲学的背景を知ろうとしない国内の人々向けに合わせた NLP を提供しようとして、先生の側から教える NLP のレベルが著しく低くなってしまうからなのか、が考えられますが、おそらく、国内では、この両方ともが当てはまる「永遠の負のスパイラル」が起こってきているのだと、思われます (このことは、別に NLP 業界に限ったことではないでしょうが)。)


この中で、北岡が独自開発したメタ心理学メソッドを通じて、「何が思いつきそうで、何が思いつくことが不可能なアイデアか」についての参照枠をもった限定数のクライアントの方々に、NLP 創始後 50 年を経たこの時点で、同じような「未曾有の衝撃」を、再現性のある形で、経験していただくことができることが、該当のワーク感想を書いていただいた方を通じて、いみじくも証明された次第です。


ちなみに、上述の

「この『悲惨』な状況の原因としては、『希釈された NLP』しか知らない日本人の方が『本場直伝の NLP』を体験できていないので、このような事実誤認をしているからなのか、あるいは、歴史的/哲学的背景を知ろうとしない国内の人々向けに合わせた NLP を提供しようとして、先生の側から教える NLP のレベルが著しく低くなってしまうからなのか、が考えられますが、おそらく、国内では、この両方ともが当てはまる『永遠の負のスパイラル』が起こってきているのだと、思われます。」

の箇所つきましては、「希釈された NLP」とは、「(ラッセル/ベイツン式の) 認識論が欠如した NLP」と言い換えることができる、と思いました。

すなわち、「認識論に基づいた NLP」とは、「ラッセル → ベイツン → ジョン グリンダー (NLP 共同創始者)」の系譜から生まれた NLP のことです (北岡は、この系譜の NLP を「本場直伝の NLP」あるいは「本物の NLP」と呼んでいます)。

国内の NLP は、おしなべて、「ミルトン H. エリクソン → リチャード バンドラー (NLP 共同創始者)」の系譜から派生した「認識論が欠如した NLP」です (エリクソンは、20 世紀の催眠療法の最高権威と見なされていた催眠療法医で、NLP は、歴史的には、ベイツンとエリクソンを「二人の父」として、誕生しています)。

この二つの NLP の系譜については、以下のイラスト図を参照してください。

後者の NLP は、「パフォーマンス系」と定義することができますが、IT 関連の経済至上主義的起業家等は、長年にわたる知的研究の労力を避けて、即時的結果が出ると思われている「バンドラー系 NLP」(実のところ、バンドラーも、世界的に著名なコーチのアンソニー ロビンズも「パフォーマンス系」です) を求める傾向にあることが、国内に「希釈された NLP」しか存在していない大きな理由の一つとなっています。

もちろん、北岡が「NLP が GAFAM の元になっている」と主張する際の「NLP」は「認識論に基づいた NLP」であることは言わずもがなです。国内を席巻している「認識論が欠如していて、希釈された NLP」では、どこから何をどう考えても、GAFAM を生み出せるはずがありません。


 

 

 

 

 

 

 

 


2024 年 4 月 5 日に、「メタ心理学研究所 (MPI) 設立のお知らせ」のプレスリリースがメディア向けに配信されましたが、その直前に、北岡の新しい研究対象エリアになるいくつかのトピックに触れる機会がありましたので、本 FAQ で報告させていただきたいと思いました。

1) 最近、ある知り合いの方から、以下の記事の情報をいただきました。

https://toyokeizai.net/articles/-/237175
「グーグルは、社員を『恍惚状態』にさせている:
最高の状態で仕事するにはクレイジーになれ」

この記事については、本ページの「FAQ1: 本当にGAFAM創業者等の思考パターンのモデリングは可能なのですか?」の項目の回答の内容を参照してください。

2) また、最近、ふとしたことから聖徳太子の教えに興味をもち始めました。

「興心館」という學舎の代表で、日産グローバル株式会社代表取締役および日産鮎川義塾主宰の徳山暉純氏の動画によれば、聖徳太子の教えは、吉田松陰、渋沢栄一、日産コンツェルン創始者 鮎川義介、スティーブ ジョブズ、オラクル創業者 ラリー エリソン (この方は、かなりの日本通であることは、北岡はずいぶん以前から知っていました) 等に影響を与えている、ということです。

(ちなみに、徳山氏によれば、戦後の日本人は、GHQ によって、宗教等、目に目ない世界 (形而上学の世界) は、「怪しいもの」と考えるように教育されてきている一方で、米国のスティーブ ジョブズ、ラリー エリソン、エグゼキュティブ コーチングの第一人者のマーシャル ゴールドスミス等は、かなりの日本の宗教通で、禅や仏教に造詣が深く、たとえば、Apple 社の「アップルキャンパス 2」の内部のデザインには風水の要素が取り入れられていて、京都の旅館の中庭を模していたり、ゴールドスミスの自宅には数多くの仏画があったりする、ということです (北岡は、ラリー エリソンの自宅には、日本の兜鎧一式が置かれている、と聞いたことがありました)。徳山氏は、もはや真に日本的なものを経験したければ、米国からの「逆輸入」が一番早いのでは、とも示唆されています。)

さらに徳山氏によると、聖徳太子の教えによれば、「哲学を学ぶ必要がある。哲学を通じて『間脳視床下部』 (いわゆる『第三の目』のことです) を刺激すれば、神的世界からのインスピレーションが得やすくなる」ということですが、この辺の「オカルト性 (この語は、『怪奇』の意味ではなく、本来的には、目に見えない世界の科学的研究学問、という『隠秘学』という意味です)」は、80 年間 GHQ の洗脳下にあり続けている戦後日本の人々には「タブー」となっていますが、戦前の日本では、陸軍中野学校を含む軍隊では、催眠、瞑想を含む超能力のエリアとして、まじめな研究対象となっていたと思いますし、さらに、上記の「グーグルは、社員を『恍惚状態』にさせている: 最高の状態で仕事するにはクレイジーになれ」の記事では、以下の記載があります。

「かつて、ゾーンに入るテクニックとしていちばんシンプルなのは『瞑想』だった。しかし、歴史を振り返ってみると、瞑想を手段にして、自己が消える状態を安定的に作り出したいと思う場合、何十年も修行を積む必要があった。

しかし現代の研究者たちは、目標の核心が『悟りの境地』ではなく、実は『脳機能の変化』――脳波が低アルファ波や、さらにリラックスした高シータ波の状態になる――と関連していることを突き止めた。これによって、新しいさまざまなトレーニングを選択し、人工的にゾーン状態の脳をつくり出せるようになったのだ。

瞑想時に呼吸に集中する代わりに、ニューロフィードバック装置(脳波を測定する機器)を使って、科学的に、あっという間に、脳をアルファ/シータ波の領域へ導くこともできるようになった。こうした進歩のおかげで、グーグルのような組織は、パフォーマンスを上げるために、以前とはまったく異なるアプローチができるようになったのである。」

この記事には、Google の「マインドフルネス センター」では、ニューロフィードバック装置 (脳波を測定する機器) が使われている、ともありますが、Google が採用しているこのメソッドは、「哲学を学ぶ必要がある。哲学を通じて『間脳視床下部』 (いわゆる『第三の目』のことです) を刺激すれば、神的世界からのインスピレーションが得やすくなる」というまさにその聖徳太子の教えを実践に移したもの、ということになります (その聖徳太子を産み出した日本 (すなわち、21 世紀の現代日本) で、このような「隠秘学的 (かつ科学的) メソッド」を採用することが忌み嫌われ、「イノベーションの元」の「恩寵」としての「インスピレーション」にいっさいアクセスできなくなっているのは、究極の逆説である、と北岡には思えます)。

(なお、これまでの北岡の研究によれば、第三の目は「松果体」と関連していると考えていましたが、それが「視床下部」と関連しているかどうか、は、今後の研究対象とすることにします。)

実は、「メタ心理学」(および、北岡式 NLP) の各種ワークは、瞑想も、上記のような装置もなしに (!)、「単なるメンタル エクササイズ」で、同じこと (つまり、自由自在に「ゾーン状態 (あるいは、アルファ波/シータ波状態)」に入ること) を可能にした、未曾有の方法論です。これは、かなりの「ショーカット性」、「即席性」、「確実な再現性」を達成できるメソッドであると、北岡は考えています。

3) この情報は、上述の「興心館」のサイトで閲覧できる動画から得た情報ですが、GAFAM レベルの米国企業は、「哲学コンサル企業」や「企業専属哲学者」を雇ったりしていて、さらには、社内に「CPO: Chief Philosophy Officer (最高哲学責任者)」の役職も置いている場合がある、ということです (!)。

このことは、GAFAM のようなイノベーティブな企業は、哲学的視点を経営に取り入れることが経営上の重要課題となっていて、哲学的な思考パターンを通じて、その経営陣およびスタッフの人々の「間脳視床下部」を刺激して、「イノベーションの元」のインスピレーションを得ることを可能にする、あるいは、得ることを容易にしてくれる「専門的哲学者」のニーズを痛感している、ということを意味しています。

北岡は、「イノベーション モデリング コンサルタンシー (IMC)」サービスを提供していますが、個人的には、このサービスの内容と「哲学コンサルタンシー」のサービス内容は、かなりの程度まで重複するのでは、と考えています。といいますのも、北岡の過去 20 年間の欧米滞在の間にさまざまな「西海岸文化圏人」との交流をもった貴重な経験と、自らの長年の「精神世界」と「哲学 (特に、印哲)」の研究をもとにして、GAFAM レベルの企業に対しても、実際的な効果を発揮できる「哲学コンサルタンシー」を提供できる、と考えているからです。



最新情報 1: 北岡の Youtube 動画再生リスト群が、以下にアップロードされています。

https://www.kitaoka.co/youtube_lists/

北岡の最新の Youtube 動画は、以下にアップされている『シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法ZONE』解説ビデオ「#10 永久保存版編: 瞑想とは何かの完全解説!」です。非常に興味深い「瞑想とは何か」の解説になっているかと、思います。

https://youtu.be/lZ9-2nCKEjc

最新情報 2: 最近、「『メタ心理学』オンライン ワークショップ」が開催されましたが、本ワークショップの収録ビデオの「切り抜き動画」が、以下で公開されています。これらの動画では、北岡は、非常に重要なトピックについて、解説しています。

これら四つの切り抜き動画のうち、特に、「切り抜き動画 #1」の最後の結論部分は「超重要」な内容になっています。参考になれば、幸いです。

* 切り抜き動画 #1 (10m): https://youtu.be/p1FtkPsu87E
  (「真の知識」と「偽の知識」の識別区分の致命的重要性について )
* 切り抜き動画 #2 (12m): https://youtu.be/Sn-b4UIAkKo
  (「差分を取る」ことの重要性 & 成人発達論その一: 「他人の視点になれない段階」)
* 切り抜き動画 #3 (6m): https://youtu.be/7ugfWsEPFUQ
  (成人発達論その二: 「外見に左右される段階」)
* 切り抜き動画 #4 (13m): https://youtu.be/bDj5w4-R4Tg
  (ワーク後の質疑応答: 「前自我/自我/超自我」について、その他)
  注: 本切り抜き動画 #4 の「10:15」の箇所から最後までの箇所で、「メタ
    (観察者)」(印哲の「Pure Witness (純粋観照者)」に相当します) に
    ついて語られていますが、この議論は、「西海岸文化式イノベーション」
    と極めて密接な関係のあるものです (西海岸文化圏人のマインドセット
    のモデリングの一部になっています)。

注: 本オンライン ワークショップは、「セラピスト、カウンセラー、コーチ向け」となっていますが、メタ心理学ワークは、「Agents of Change (士業、身体療法家を含む、クライアントの変容を助ける施術者一般)」に多大な効果があります。

最新情報 3: 北岡の最近のクライアントの方から、

「私の場合ですが、セッション前に『書き下ろしエッセイ非公開バージョン特別閲覧』(特に、「8. NLP と『メタ心理学』の比較考」) を拝読したことで、ワークの主旨の理解があったのと、『この方はすごい!』となってからセッションを受講したということがありました。」

というコメントをいただきました。

このエッセイと「7. 『メタ心理学』誕生の 経緯について」の二本のエッセイは、現在、非公開ですが、以下のページから、パスワード保護ダウンロードすることが可能となっています。

https://www.kitaoka.co/essays/

また、本ページでは、北岡の過去の「書き下ろしエッセイ」6 本を、特別公開させていただいています。

参考になったら、幸甚です。

最新情報 4: 各種「メタ心理学」プログラムのクライアントの方々には、メタ心理学研究所 (MPI) のメンバーになっていただき、「松下村塾」的な存在として、北岡と MPI メンバーとの間でディスカッションしながら、人間意識とイノベーションについての研究を深めていき、その研究結果を世界に向けて発信していくことになりました。

具体的には、MPIのメンバー全体と北岡との、オンラインもしくはオフラインの「哲学的議論」と「メタ心理学の、ビジネスその他の現場への落とし込みの具体的なケース スタディ的議論」を継続していく予定です。

 

 

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